お仏壇大変豪華なものです、漆、金箔、豪華な彫を用いて、まだ大変デリケートのもの。慎重に手入れしないと、すぐに傷を付きます。半月に一度ぐらいをお仏壇を掃除したいもので、月の一日と十五日をお掃除の日したほうがいかがでしょう。定期清掃のほかに、お仏壇をできるだけ汚さないように注意しましょう。たとえば、線香の灰はこぼさない様に、香炉の下に紙を引く、高月の供えるものはそのまま放置しないなど、心がけ注意しましょう。

お仏壇の掃除は、大体次のような順番で行われています。(1)ご本尊、脇仏、お位牌の掃除。(2)金箔部分のお掃除。(3)漆塗りの部分の掃除。(4)仏具類のお掃除。

お仏壇古くなり、修理に出したい時・・・

古くなったお仏壇は、どうしても修理に出さないと綺麗にならない場合は、修理に出される前に、必ずお寺のご住職様に仏壇の「魂抜き」を行ってもらいましょう。「魂抜き」によって、お仏壇は本来の商品段階に戻ります、部品を交換したり、研磨をかけたり、色々な作業しても構いません。まだ、仏壇の修理が終わりましたら、ご住職に「魂入れ」をしてもらいましょう。

お仏壇掃除する前に

お坊さんの世界では「一拭き二拭き三勤行」と言う言葉があります。掃除することも大事な修行です。しかし、掃除をされる前に、必ずご本尊や位牌に礼拝してから、行いましょう。　

ご本尊、脇仏、位牌などのお掃除　

毛ばたきで静かに埃を払いましょう。細かいところ、無理せずに、軽く払いましょう。

仏壇金箔部分のお掃除

金箔の大敵は汗と指先の油です。傷は指紋など付きやすく、油断は許しません。毛ばたきで払うとき、毛ばたきの芯を当たらない様に十分注意しましょう。細かいところの掃除は、毛先をほぐした毛筆で払いましょう。

金具の掃除

金具の場合は、金メッキをされたものが多い。金メッキはかなり薄いもので、表面は剥がれると、剥がれるところからどんどん錆びてしまいますので、表面を傷つけないよう注意しましょう。

漆部分のお清掃

漆は湿気、温度に敏感な物。仏壇に厚塗りされた漆は生きているもので、湿気を吸って、或いは熱を吸収し、ひび割れ現象を起こります。お仏壇はまず日差し直接当たる場所に置かないほうがいいです。お仏壇結晶したら、ガーゼなどや割らない布ですぐに拭きましょう