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2020/09/10 18:37
おはようございます。
バラの家楽天店店長の木村やすはるです。
気がついたら9月も1/3が過ぎてしまいました。
やす店長はというと、
農場で夏剪定をしている毎日です。
ブログでも夏剪定のことをお知らせしなくてはと思いながら、
遅くなってしまい申し訳ありません。
新苗を育てよう2019のシャリマーとペネロペイアも本日夏剪定をしました。
シャリマー
ペネロペイア
夏剪定は必ず行わなくてはいけない作業ではありません。
では、夏剪定の目的はというと、
夏剪定をすることで、秋バラの開花タイミングを合わせる。
気温が下がり始めるころに切ることで良い芽を出させ
時間をかけて開花することで秋バラらしい美しい花を咲かせる。
樹高を下げることで鑑賞しやすい高さに花を咲かせる。
などがあります。
また、台風などの被害から株を守ることもできるし、
樹高が下がることで株元からシュートも出やすくなります。
ただし、夏剪定を行うことで良い花を咲かせる事ができるバラは
繰り返し咲きや四季咲きなど、秋に花を咲かせるバラです。
一季咲きのバラや返り咲き性の弱いバラなどは夏剪定をしても花は咲きません。
そして、夏剪定を行えるのは、
葉がたくさん残っていて根がしっかりと健全に育っていることが前提です!
夏バテをしてしまったバラや病気でほとんど葉がないようなバラ、
新苗でまだ生育が不十分なバラなどは、
夏剪定で深く切り戻すと樹勢を落としてしまう恐れがあります。
そのようなバラは通常の花後剪定と同じように花枝の途中あたりで切り戻し、
葉をなるべく多く残して生育を優先してください。
さらに弱っているバラは夏同様に花を咲かせず蕾が小さなうちにピンチをしてください。
花を咲かせることはエネルギーを一番必要としますので
株を充実したいときには花を咲かせないことが何よりも効果があります。
夏剪定がまだの方はこちらのページを参考にしてくださいね^^
そして、夏剪定の前に肥料を与えておく
と元気の良い芽が出て秋に良い花を咲かせます。
IB肥料など化成肥料の場合は直前や直後でも大丈夫ですが、
オーガニック肥料など効果が出るまでに時間がかかる有機肥料の場合は
夏剪定の2週間前に施肥しましょう。
夏選定をすると秋バラの開花がより一層楽しみになりますね♪
最終更新:2021/07/01 12:00