【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ 店長の部屋Plus

記事詳細

2019/07/29 18:58


2019-7-29-パリス.jpg

パリス Paris




おはようございます。

バラの家楽天店店長の木村やすはるです。



今年は非常に雨が多く日照不足の続いた梅雨ですが、

関東地方でもようやく梅雨が明けたようです^^


これから暑い夏がやってきます。

人間もそうですがバラも暑さで夏バテを起こし、
秋の開花前に株を弱らせてしまい、

秋バラが楽しめないという方も多いのではないかと思います。


でも実は暑い夏でもポイントを抑えると、
極端に暑さに弱い一部の品種などを除けば、

暑い夏にバラをより成長させることができるんですよ^^





まず一番大切なの花を咲かせないこと!


新苗を育てよう2019でも、新苗の蕾は見つけ次第摘んで
ソフトピンチを繰り返すとお伝えしてきましたが、

大苗や充実しか株でも梅雨が開けてから8月中旬までは
花を咲かせずに小さな蕾のうちにピンチを繰り返します。。

ピンチについて詳しくはこちらをご覧ください。



つぼみが小豆粒くらいの大きさの頃に、
指先で”ぽろり”と折り取るだけです。

花を咲かせず葉を増やしたバラは体力を温存し元気いっぱい!








続いてバラの置き場です。


バラは暑さと湿度は苦手ですが
光合成を行うためにはやっぱり光は大切です。

ですので日陰や室内に置くのはNGです。


光合成は午前中に多く行われるので
午前中の光はとても重要です。

それにくらべて西日はあまり光合成が行わない時間帯に当たり、
バラが厳しい暑さだけを受けてしまうので、

夏の置き場は午前中の陽があたり、
午後に陽があたらない東側がベストです!



なかなか良い場所がないという場合は、
遮光ネットなどで午後の陽が当たらないようにするなど工夫をしてください。



アスファルト、コンクリート、砂利などに直に鉢を置くと鉢にも熱さが伝わるので
ローズスタンドなどで鉢を浮かせて上げると地面から熱が伝わるのを和らげます。

また、2重鉢にしたり、鉢の周りに遮光ネットを巻くなどすると
鉢の中の地温を下げることが出来ます。







そして水やり。

水やりは朝にたっぷり。
バラは午前中に育つので、生育に必要な水も午前中に与えましょう。


光合成していない夕方から夜に水を与えると

徒長して育ち枝が細くなり、葉が大きく薄くなります。
そうすると病気や環境の変化などに弱くなります。


ただし、夏は水切れを起こすとかなりのダメージを受けてしますので
夕方や夜でも、水切れを起こしてしまっている場合はすぐに水をあたえてください。



昼間に水切れを起こしそうなときなどで水やりをする場合は、
土の温度を下げるくらいたっぷり水をあげてください。

中途半端な量を与えると土の温度が上がり根を痛める原因になります。

それと夏などはホースの中の水が熱湯になっている場合もありますので
水やりをする前に必ず水温の確認を行ってくださいね!





また、高温期は黒星病もうどんこ病も発症しにくくなりますが、

黒星病は黒い斑点が出ない時期でも菌が繁殖しますので、
病気があまり出てない時でも最低限の殺菌剤散布をするのがおすすめです。



前回のブログでもお伝えしましたが、

梅雨が明ける前、もしくは明けたらすぐに一回り大きな鉢に鉢増しすると、
根にとって心地の良い環境を作ることが出来るので、

暑い夏を元気に乗り越える大切なポイントになります。


新苗じゃなくても鉢が少し窮屈かなと思った苗は
今のタイミングで鉢増しするのはとても効果的です。


逆に株が小さかったり、根がしっかり張っていない場合には
もう少し育ってから二度目の鉢増しをしてください。






それでは皆さま、夏バテ対策をしっかりとして
秋にたくさんのバラを楽しみましょうね♪




最終更新:2021/07/01 12:38

コメント 0件

ページ上部へ

バラの家 やす店長

カレンダー

2019年07月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31