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2018/12/24 18:56
Merry Christmas☆彡
バラの家楽天店店長の木村やすはるです。
今日はクリスマスイブということで、
いよいよ2018年もあと一週間ですね!
12月中旬くらいに寒い日が続きましたが
今年は今のところ寒さはそれほど厳しくはありませんが、
天気予報を見ると週末からかなり寒さが厳しくなるようですので
皆様風邪などには十分に気をつけてくださいね^^
12月30日前後の予想最低気温は、
バラの家のある埼玉県東部の杉戸町でマイナス5度程度まで下がるようです。
埼玉というと東京のすぐ近くだし、熊谷などのイメージもありますが
暖地の中では比較的気温が下がる地域なんですよ!
マイナス5度程度でしたらしばらく鉢植えや地植えで育てている株でしたら
寒さに特別弱い品種を除けば、ほとんどの品種は問題ない気温なのですが、
今年畑から掘り上げられたばかりのまだ根が土を掴んでいないような大苗には、
マイナス5度でも少し厳しい寒さになります。
しかしながら、寒さよりも厳しいのが今日のような冷たく乾いた強風です。
ピエールドゥロンサールやダフネ、アリアドネなど樹勢の強いバラにとっては
そのくらいの強風や寒さでも問題のない品種も多いのですが、
紫や黄色、などの変わった花色や、切り花品種など
繊細な品種などにとっては非常に過酷な環境になり、
枝枯れなどの直接的な原因になります。
そこで、バラの家では、品種の特性と苗の状態によって
置き場を、屋外とハウスに分けて管理しています。
ハウスと言っても無加温で風のない時などは窓を開け
しっかりと寒さを与えています。
バラの家の農場は何も遮るものがない関東平野のど真ん中の
さらに田んぼの真ん中にあるのでかなりの強風が吹き荒れます
そのため、不織布でバラ苗をすっぽり覆うことで
冷たく乾いた強風から苗をガードして、
堀り上げ大苗の枯れ込みの対策をしています。
みなさんご存知だとい思いますが、
バラにはトゲがあるため、どんなに気をつけても
不織布はすぐに穴だらけになってしまいます。
穴だらけになると乾いた風邪が入りここみ効果が落ちてしまいますので
試行錯誤を繰り返し今のトンネル作戦です^^
これから寒さが本格化してくる季節なので、
ぜひ皆さんのガーデンでも今年の掘り上げ大苗がありましたら
北風や西風などの当たらない場所で管理してくださいね!
どうしても当たってしまう場合には不織布やダンボールなどでも良いので
なるべく乾いた風が当たらない様に工夫してみてください^^
それでは皆様よいクリスマスを♪
最終更新:2018/12/24 18:56