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2018/02/03 18:42
おはようございます。
バラの家楽天店店長の木村やすはるです。
今日は2月3日。
久しぶりの新苗を育てよう!更新です^^
前回が10月27日だったので約3ヶ月ぶりの更新になります。
現在の新苗の様子はと言うと…
お陰様で元気いっぱいです♪
まだ葉がいっぱい残っていますが、
そろそろ暖かくなってくるので
シェエラザードの冬剪定と、ダフネの誘引を行いたいと思います。
よくあるお問い合わせに、
休眠期に入ってもまだ葉が青々しているけど
全部むしったほうが良いですか?
と言うご質問がありますが、
葉は冬剪定や誘引まではそのまま残しておいてください。
品種や苗の状態によって落葉のスピードが違いますが
寒くなっても葉が青々していれば光合成を行っています。
そして休眠に向けて葉の栄養分は株や根に蓄えられると
役目を終えた葉は黄色くなりやがて落葉します。
ただし、地域や品種によってはいつまで待っても
完全に落葉しないバラがありますので
比較的暖かな暖地の場合は冬剪定は12月下旬から2月中旬。
そして誘引は12月中旬から1月下旬、
バラの芽が動き出す前行うのようにしてくださいね^^
もうひとつ、冬剪定や誘引に向けて11月中旬頃からは
水やりの回数を徐々に減らすようにしてください。
まずはシェエラザードの冬剪定
冬剪定する高さはだいたい50cmくらいですが、
株の大きさや樹形、周りのバラとのバランスなどに合わせて
高さはあまり気にしないで剪定してくださいね!
あまり高すぎたり低すぎなければOKです。
高さは違いますが冬剪定も基本は夏剪定と同じです。
良い花を咲かせるにためには大輪は鉛筆の太さ、
中輪は割り箸、小輪は爪楊枝の太さまで切り戻すのがポイントです。
それでは切ってみましょう♪
失敗しないポイント1
はじめての冬剪定でいきなりバシッと切るのは勇気が必要ですよね。
失敗しないためには、まずは10cm高めで仮剪定をすると安心です^^
10cm高めの仮剪定をするとこんな感じです。
このままの高さでもOKなのですが、
今回は50cmくらいを目安にしますのでこれから本剪定になります。
失敗しないポイント2
太めの枝から剪定すると全体のバランスが取りやすくなります!
慣れてきたら端からバシバシ切ってくださいね^^
太めの枝を切ってみました。
続いて細めの枝も切ってみましょう♪
細めの枝は太めの枝よりもやや高めにして
中心が少し中高になるように剪定するとバランス良く開花します。
右の枝は細すぎるのですが、切ってしまうと寂しいので
やや低めに剪定して残しておくことにしょう^^
後は細すぎる枝や傷んだ枝、枯れ枝などを切り取り、
残った葉を全てむしれば…、
冬剪定の完成です^^
品種名がわかなくならないように
ラベルの付け忘れに気をつけてくださいね♪
剪定後の太めの切り口にはゆ合剤を塗っておくと
枯れ込みを防止し切り口の回復が早くなります。
殺菌剤入りのトップジンMペーストや
樹木のアカチン キニヌールがおすすめです^^
次はダフネの誘引ですが、
長くなってしまいましたので次の記事に続きます。
最終更新:2021/07/01 13:46