記事詳細
2016/05/04 19:59
おはようございます。
バラの家楽天店店長の木村やすはるです。
苔のような軟刺に覆われた個性的な蕾が開くと美しい
ロゼット咲きの花が咲く ダマスクの香りも魅力的 “シャポードナポレオン”
純ピンクのカップ咲きの花は開くとロボタンアイのゼット咲きに。
いかにもオールドローズらしい、
クラシックな中大輪の花がとても魅力的ですが、
このバラの一番の魅力は、
まるで鶏冠の様な飾りが付い独特なガクにあります。
この特徴的なガクがナポレオンの帽子のように見えることから、
シャポードナポレオンと名付けられたそうです。
初めて、このバラを知った時、フランス語が全く分からないのに、
なぜかシャポーが帽子だということが、すぐにわかってしまいました。
なんと、当時一緒に住んでいたおじいちゃんが、
帽子のことをシャッポと呼んでいたんです!
てっきり、杉戸の方言をしゃべっていると思っていたおじいちゃんが、
何気にさらりと、
フランス語をしゃべっていたことに気付いた時の衝撃は、
今でもはっきりと覚えています。
ガクもつぼみも素敵なバラですが、
もちろん花もとても素敵ですね♪
それもそのはずで、実はコモンモスの枝変わりとされています。
つまりはロサケンティフォリアの枝変わりの枝変わりということなので、
どおりで素晴らしい花を咲かせるわけですね^^
香りもダマスク系の香りがありますが、
残念ながら僕はこのあたりの香りはあまり強く感じません。
個人差はありますが、一般的にはスパイシー&ダマスクの強香とされています。
また、花の香りとは別にヒノキの様な香りも楽しめます。
春の一季咲きですが、しなやかな枝に本格的な花をいっぱい咲かせる姿はとても見事。
独特で魅力的なナポレオンの帽子に会えるのも、
一年に一度の楽しみですね^^
最終更新:2016/05/04 19:59