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2016/02/23 19:48
おはようございます。
バラの家楽天店店長の木村やすはるです。
オレンジがかる黄色のふんわりとしたロゼット咲き“ソレイユドール”
オレンジがかる黄色のふんわりとした中輪花
環境などにより花色は変化をするが、
1900年に、鮮やかな黄色いバラとしては初めて
返り咲き性を持った歴史的にも価値のあるバラです。
黄色いバラでも、
セリーヌホレスティエやペルルデジャルダンなど、
ソレイユドールの誕生以前から
黄色く返り咲き性の強いバラはありますが、
それらはティーローズなどの、
ぼやけた花色の黄バラの血を受け継いだもので、
いっぽうのソレイユドールは、
鮮やかな黄色のペルシアンイエローを父親に持つ
ペルネチアの血を受け継いでいます。
ジョセフ ペルネ デュシェが苦労して、
種としても花粉としても、
ほとんど実の付くことのなかったペルシアンイエローに
アントワーヌトワーヌデュシェを交配させ誕生しました。
その後、ソレイユドールをもとに、
四季咲きの鮮やかな黄色いバラ達が誕生しました。
黄色いバラだけでなく、
オレンジ、サーモンピンク、茶系、紫、青系など、
現在の色彩豊かな花色の登場は
このバラの誕生がなかったらどれだけ遅れていた事でしょうか。
荒の歴史を語る上では、
絶対に欠かせない品種の一つですね^^
最終更新:2016/02/23 19:49