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2016/02/10 18:26
おはようございます。
バラの家楽天店店長の木村やすはるです。
2月に入り寒さのピークも過ぎ、
だいぶ暖かな日も増えてきましたね。
とは言え寒い日もまだまだ多く、
今日も杉戸町は寒風が吹き荒れていました。
そんな寒さが厳しい一日でしたが、
今日の僕のお仕事はビニールハウスの中で
日が暮れるまで楽しい切り接ぎ作業を行ていました♪
切り接ぎとは、
台木のノイバラに、園芸品種の枝(穂木)をくっつけて
同じ品種を増やす生産方法です^^
左手に持っているのが台木のノイバラで
ノイバラの先端に刺さっている枝が
生産する園芸品種の穂木になります。
ちなみに、この枝はこの春に販売を開始するの新品種です。
なんて品種かは口が裂けても言えませんが…^^
右手に持っているナイフでそれぞれを切り
形成層同士をなるべく広い面積でぴったりとくっつけています。
かなり切れ味の良いナイフなので
もしものために手袋をしています。
枝がズレないようにテープで固定して
穂木が乾かないようにロウの中に入れたら切り接ぎの完成です^^
あとは丁寧に植え付ければ、
春には可愛らしい新苗に、
それを畑に植えると立派な大苗となります^^
丁寧に植えつければ、
と簡単に言ってしまいましたが、
実は切り接ぎはその後の管理で活着が大きく変わります。
保湿と温度がとても重要。
どちらも多くても少なくてダメで
適切な管理が大切なんです^^
天気は毎日違うし、刻々と変化しています。
様々な生産作業を行うこの季節は
農業って本当に天気と一緒に仕事しているな~と、
自然のありがたさを実感できる毎日です。
もう少し雨が降らなければ
畑仕事がたくさんできるので
ぜひとも頑張って下さい!お天道様(#^.^#)
最終更新:2016/02/11 18:35