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2015/11/28 18:11
おはようございます。
バラの家楽天店店長の木村やすはるです。
ちょっと前までは今年はあったかいな~
と、思っていましたが、
今朝はなんと!
杉戸町でも初氷りが張りました!!
どおりで昨夜は、
半袖・ハーフパンツで寝ていて寒いなぁ
と思っていたので今朝の最低気温を調べてみると、
なんと0.6℃しかありませんでした。
まだまだうっすい氷ですが、
これからどんどん寒くなっていきますね。
東京に近く暖かなイメージの埼玉県ですが、
バラの家のある埼玉県東部は意外と寒い地域で
一番寒い時期には最低気温がマイナス5度程まで気温が下がります。
仕事柄、毎日気温をチェックしていますが、
今までで一番寒かったのはマイナス7度。
以前、南東北の方とお話をした時に、
最低気温についてお互いびっくりした事があって
その時、あー埼玉って意外と寒いんだなと思ったのを覚えています^^;
先日のブログで紹介しましたが、
バラの家では現在、冬の大苗の植え付け作業が最盛期を迎えています。
マイナス5度程度では、
鉢や地植えで育てているほとんどのバラは問題がないのですが、
畑から堀りあげ、すぐに植えつけることのできない
地掘り大苗たちには
厳しい寒さと乾いた強風が時には枯れこみの原因になることも・・・。
もちろん品種によっては
そんなの何でもないバラもありますが
そうでない品種もありますので、
バラの家では、品種の特性と苗の状態に合わせて、
置き場を、野外とハウス内に分けて管理しています。
しっかり寒さを与えながらも
バラ達にとって居心地の良い環境を用意することで
少しずつ根を伸ばし厳しい環境にも耐えられる
良い状態にしてから、皆様にお届けさせていただきます。
そのため、品種や状態によって違う管理を行い
ベストな状態にするためには、
置き場所だけでなく、
野外では不織布を巻いて寒さを和らげています。
なのですが、バラはトゲがありますので、
この作業が実はひと仕事なんです。
綺麗に並んだバラ苗の上方に不織布を通します。
この時バラに不織布が引っかかると、
蜘蛛の巣にからめ捕られたように面倒なんです^^;
せーの!
で息を合わせてふんわりとかぶせていきます。
タイミングが合わないまた、
こっちが引っかかった、あっちが引っかかった!
と、ひと騒動なので、
とてもチームワークが大切な作業なんですよ^^
不織布を鉢の下に仕舞い込み、紐で縛ったら完成♪
簡単なようですが
これを何万鉢分も繰り返すので結構大変な作業です。
水やりの度にはがしたり、掛けたり大変です^^;
野外だけでなく、ハウスの中でも不織布をかぶせる品種もあります。
冬のうちに新芽が動いてしまっている苗は良くない!
という話を聞いたことがある方もいると思いますが、
それはロングポットや根巻き苗などで
十分な用土がない状態での話ですので、
たっぷりの良質な用土に植えつけてあれば全然問題ありません。
最低気温が氷点下になっても、
日中は暖かい日もありますので
この時期に剪定したら新芽が動くのは当然。
種類によっては芽が出ていない場合もありますが、
新芽が動くのは自然なことなのでご安心くださいね^^
新芽や葉はお届け後に環境が変わると傷むこともありますが
よほどでなければそのままでも大丈夫です。
気になる場合や蕾が早く付き過ぎた場合には
3月頃にピンチしてあげればOK♪
一季咲きの品種はピンチすると花が来ないので注意してくださいね^^
facebookで白川郷の誘惑が止まらない・・・
バラの家 楽天市場店店長 木村裕治
最終更新:2015/11/28 22:12