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2015/11/23 18:26
おはようございます。
バラの家楽天店店長の木村やすはるです。
いつもバラの紹介ばかりなので
たまには、普段の作業について書いてみたいと思います。
2015年も残すところあと少しとなってきましたが、
バラの家では現在、冬の大苗の堀りあげ作業と
植え込み作業がピークを迎えています。
どんなバラを植え付けるかは
入荷に合わせて、
できるだけ苗にストレスがかからないように
苗が到着したらなるべく時間を掛けないように
そして、丁寧に大切にバラ苗を植え付けていきます。
今日ちょうど植え付けていたのは、
イングリッシュローズの輸入苗です。
苗の状態に合わせて枝を良く切れる剪定ばさみで剪定します。
枝の長さは品種や状態によって様々。
ですので、中には短めに切るものもありますが、
その時の見た目ではなく、
その後の生長を一番に考えての剪定作業です。
そして、
輸入苗特有のゴボウのような根も鉢に収まるように切り戻します。
もちろん切りすぎは良くないので、
根はなるべく大切に残すようにしていますが、
長旅を終えた根先は傷んでいるものも多いので
一根一根、状態を確認しての作業なので
かなり根気のいる作業です。
枝と根を整理された苗は、
乾かさないように気を付け丁寧に植え付けていきます。
バラの家のバラ苗は基本的には、
プレミアローズ培養土ですべて植え付けていますが、
今年の輸入苗の植え付け用土は、
輸入苗用にさらに改良を加えた特別な配合です^^
ですので、ほかの苗とは少し見た目が違います。
輸入苗のほかにも一部品種はこちらの用土で植え付けています。
もちろんプレミアローズ培養土で植え付けた
昨年の輸入苗は元気いっぱいに育っていますが、
こちらの用土で試験栽培していた輸入苗は
さらに元気いっぱいに育っていたからです!
現状に満足せずこれからも改良をしていくつもりです^^
特別配合の培養土で丁寧に植えつけられた苗たちは、
ふんわり柔らかなシャワーで丁寧に水をあげていきます。
水圧が強いとかき混ぜられ、
重い素材と軽い素材で分かれてしまいます。
そうなると用土本来の性能を発揮できなくなるので、
特に植え付け後の水やりには注意してください。
そんなに数がなければ、
ふんわり柔らかな真鍮製ハス口付きのナクレジョーロでも良いのですが、
1日に1000本以上植え付けているバラの家では
流石に仕事になりません^^;
そこで役に立つのが柔らか大水量の散水ノズルです。
蛇口全開でも水圧が強くならず
優しく大水量で水やりをできる優れものです!
水圧が弱いとうまくシャワーにならないので、
マンションなどでは向かない場合もありますが
たくさんのバラを育てている方にはおすすめの一品です^^
イングリッシュローズのお届けは早くても
年が明けてからになると思いますが、
それまで、バラの家の農場でしっかりと養生させ
なるべく失敗がない状態まで根を出し活着させてから
皆様の元へと旅立たせたいと思います。
それまでは、どうぞ楽しみにお待ち下さいませ^^
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ご投票&ご指導のご意見お待ちしておりますm(_ _)m
最終更新:2015/11/23 18:26