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2015/08/02 19:14
こんばんは。
生産スタッフの村上です。
それでは、本日第618回目の遼ローズでは、
エキゾチックでありながら、落ち着いたトーンの絞りのバラ、
"ラ・レーヌ・ドゥ・ラ・ニュイ"を紹介いたします。
ラ・レーヌ・ドゥ・ラ・ニュイ(La Reine De La Nuit)は、
ベージュ茶地に赤の絞りが入る、丸弁咲きのバラです。
フランス・デルバール社で作出されたバラで、
秋も良く開花を見せてくれる、
繰り返し咲き性・中輪咲きのシュラブになります。
花名は、モーツァルトの魔笛に登場する夜の女王に由来しています。
絞りのバラは、色々な種類がありますが、
渋めのトーンの赤と黒赤の艶っぽい組み合わせは、とても斬新さを感じました!
フワーッと大きな房咲きにもなり、その個性的な雰囲気から
他のバラが開花している中でも、立ち止まって見入ってしまいます(^^)
しなやかな枝を2mほど伸ばし、オベリスクやトレリスなどの
構造物への誘引に適しています。
花からは、強くはありませんが
ティー系の上品な香りがあり、花持ちに優れます。
ラ・レーヌ・ドゥ・ラ・ニュイは、少しの薬剤散布と
少量の肥料でもしっかりときれいに育つことのできる、
「タイプ2のバラ」になります。
うどんこ病・黒星病共に耐性があり、丈夫で育てやすい種類です。
すごく日焼けしたと身近の人からも言われるほどになった(笑)
生産スタッフの村上でした。
最終更新:2015/08/02 19:14