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2015/06/29 19:23
こんばんは。
生産スタッフの村上です。
それでは、本日第584回目の遼ローズでは
赤紫の花色が、シックで落ち着いた印象を感じるバラ、
"紫玉"を紹介いたします。
紫玉(しぎょく)は、渋みのある
深いローズピンク紫の花を咲かせるバラです。
春に一度、エネルギッシュな開花を楽しませてくれる、
一季咲き性・中輪咲きのガリカローズ(オールドローズ)になります。
日本で生まれたバラといわれ、江戸時代終盤から栽培されていたとされています。
同じガリカローズの
"カーディナルドゥリシュリュー"に花姿が似ていますが,
花色はこちらの方が明るい感じです。
小さな花弁が密に集まる、ポンポン咲きの花形と
落ち着いた花色の組み合わせが、素朴な可愛らしさがあって、
どことなく和のテイストを感じます(^^)
株は一般的なシュラブ樹形となり、
枝をほど良く伸ばすため、
オベリスクやトレリスなどへの誘引に適しています。
枝には大小のトゲがあり、ワイルドな印象です!
紫玉は、少しの薬剤散布と少量の肥料でも
しっかりときれいに育てることのできる、「タイプ2のバラ」になります。
うどんこ病・黒星病に耐性があり、半日陰での栽培にも適応してくれます。
初期成育はゆっくりで、
華奢の感じを受けるかもしれませんが、右肩上がりで成長するため、
最終的にはしっかりとした力強い株に成長します!
成長がゆっくりだからといって、ハイブリットティーを育てるように、
いっぱい肥料を与えすぎてしまうと、根が傷んでしまい、
うどんこ病にかかりやすくなったりしてしまうので、注意が必要です。
最近、活力ドリンクが効きにくくなった気がする(^_^;)
生産スタッフの村上でした。
最終更新:2015/06/29 19:23