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2015/02/22 19:05
こんばんは。
生産スタッフの村上です。
それでは、本日第458回目の遼ローズでは
花弁の先端に切れ込みが入る、個性的で可愛らしい花を咲かせるバラ、
"フィンブリアータ"を紹介いたします。
フィンブリアータ(Fimbriata)は、白~ほんのりと桃色が入る
ナデシコのような花を連想させる、花弁の先端に切れ込みが入る花を咲かせるバラです。
秋にもちらほらと開花を楽しませてくれる、
返り咲き性・小輪咲き・シュラブ樹形の
ハイブリットルゴサ(オールドローズ)になります。
日本が誇る"ハマナシ"と、柔らかな白色の花を咲かせる人気種
"マダムアルフレッドキャリエール"との交配から生まれたバラです。
白に桃色が入る花色と、この特徴的なカーネーションのような花形の
組み合わせは、なんとも可愛らしいうえに、雰囲気も強く感じます(^^)
さわやかな心地よい香りも楽しませてくれ、花持ちも良いです。
シュラブ樹形ですが、キャリエールの血が入っているからか、枝を良く伸ばします。
トゲはやや多めなので、障壁代わりとしてフェンスなどに誘引してあげても
活躍してくれると思います。
フィンブリアータは、無農薬栽培でも
しっかりときれいに育てることのできる「タイプ1のバラ」になります。
うどんこ病・黒星病に耐性があり、半日陰栽培にも適応してくれます。
葉っぱも良く生い茂らせ、樹勢の強さと、耐病性の強さがうかがえます!
さらなるトゲ耐性がついたような一日だった(笑)
生産スタッフの村上でした。
最終更新:2015/02/22 19:05