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2015/02/21 19:04
こんばんは。
生産スタッフの村上です。
それでは、本日第457回目の遼ローズでは、
白とピンクの絞りがチャーミングな、丈夫な野生種
"ロサムンディ"を紹介いたします。
ロサムンディ(Rosa Mundi)は、ピンクと白の
絞りが可愛らしい、八重咲きのバラです。
春にエネルギッシュに旺盛な開花を楽しませてくれる、
一季咲き性・中輪咲きのガリカローズ(オールドローズ)になります。
花からは、強めなスパイシーとダマスクが合わさったような香りも堪能させてくれます。
絞りの入り具合は様々でな点も、味を感じさせてくれます(^^)
野生種のバラの中では、小型でまとまりよく
ブッシュ状に育ち、小さなトゲがある細めな枝はしなやかで、
自然樹形のままだと、その後しなだれます。
葉っぱを良く生い茂らせてくれますが、美しい株立ちで、
鉢植えにも地植えにも適しています。
秋にはローズヒップも楽しませてくれ、野性味も味あわせてくれます。
鮮やかなローズピンクの八重咲きの原種バラ、
"ロサガリカオフィキナリス"の枝変わり品種で、性質もほぼ同じです。
ロサムンディは、無農薬栽培でも
しっかりときれいに育てることのできる、「タイプ1のバラ」になります。
耐病性に優れ、強健でとても育てやすいバラです。
ガリカローズに共通して、初期成育はゆっくりめで
華奢な印象を受けるかもしれませんが、
右肩上がりにぐんぐん成長していくので、
たくましさを感じさせてくれる、大器晩成型です!
ハイブリットティーなどと同じ用量でどんどんと肥料を与えたりすると、
うどんこ病が発生しやすくなるので、注意が必要です。
最近、あきらめかけていた庭付き物件への引越しも少し考えてみた(^^)
生産スタッフの村上でした。
最終更新:2015/02/21 19:04