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2015/02/20 19:39
こんばんは。
生産スタッフの村上です。
それでは、本日第456回目の遼ローズでは、
純赤色の、思わず食べたくなってしまいそうな香り高いバラ、
"アシェンダ"を紹介いたします。
大好きなバラです!
アシェンダ(Hacienda)は、しっとりとした統一感のある純赤色の
丸弁高芯咲きで香り高い花を咲かせるバラです。
フランス・オラール社で作出されたバラで、
春から秋まで連続して開花を楽しませてくれる、
四季咲き性・木立・大輪咲きのハイブリットティーになります。
濃厚なフルーツの強香も楽しませてくれます。
黒味や青みのない赤色である、真紅色のバラの中では珍しい性質です。
渋い深緑色の葉っぱが、明るく情熱的な花色をより引き立ててくれ、
コントラストの相性の良さを感じます。
樹高1m前後のまとまりのある木立樹形に育つため、鉢植え栽培にも適しています。
アシェンダは、しっかりときれいに育てるには
定期的な薬剤散布と肥料が必要になる、「タイプ3のバラ」になります。
薬剤散布など、手をかけてあげれば応えてくれやすいバラだと思います。
同じく、オラール社の赤バラの代表的な品種であり,
僕の非常に好きなバラでもある(^^)、""フラム""に性質が良く似ています!
まず花色は比較して、同じく黒っぽさを感じない真紅色でありますが
フラムは、ピンク味を感じるローズレッドを見せることもあり
アシェンダのほうが、より赤みの強い、安定した"純赤"と感じさせる色合いです。
花形は、全体にふわっと丸みを感じるフラムに対して、
アシェンダの方が、ややきりっとシャープさも感じます。
香りに関しては、南国フルーツな香りの"フラム"は、ダマスク香が入っていて、鼻の奥に強く残るため
アシェンダよりも若干香りを強く感じます。
対してアシェンダは、「さわやかさの強いより純粋なミックスフルーツ」な強香を感じます。
一言で表すと、「真紅の丸弁高芯咲きで、濃厚フルーツ香・コンパクト木立樹形・・・」
と同じ表現にもなりますが(^^)、
赤バラ好きな方には、是非フラムとのこの微妙な違いを、堪能させてもらいながら
楽しんでいたただきたいバラだと思っています(^^)
最近すき家の唐揚げに、はまった(^^)
生産スタッフの村上でした。
最終更新:2015/02/20 19:39