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2015/02/18 19:40
こんばんは。
生産スタッフの村上です。
それでは、本日第454回目の遼ローズでは、
大人っぽい花色を、開花と共に変化し楽しませてくれる、ユニークなバラ、
"アストリット・グレーフィン・フォン・ハルデンベルク"を紹介いたします。
アストリット・グレーフィン・フォン・ハルデンベルクは、
花弁数の多い、黒赤色のロゼット咲きの花を咲かせるバラです。
ドイツ・タンタウ社で作出されたバラで、
春から秋まで連続して開花を楽しませてくれる、
四季咲き性・中大輪咲きのシュラブになります。
花名は社会問題に関わりの深かった高貴な婦人に由来しています。
蕾は黒色で、開花が進むにつれ、
紫がかったワインレッドのなんとも美しいクオーターロゼット咲きの花を見せてくれます。
花弁数も多く、花色と相まってのアンティークでゴージャスさがたまりません(^^)
系統はシュラブですが、つるをあまり伸ばさず
木立樹形に育つため、鉢植え栽培にも適しています。
トゲは少なめなので、扱いやすいです。
濃密で芳醇なフルーティーの素晴らしい香りを楽しませてくれます!
アストリット・グレーフィン・フォン・ハルデンベルクは、
少しの薬剤散布と少量の肥料でもしっかりときれいに育てることのできる、
「タイプ2のバラ」になります。
うどんこ病・黒星病に耐性があり、黒赤系のバラとしては
かなり育てやすいバラです。
オンリーワンを感じるバラで、いつも見入ってしまうバラです(^^)
僕の耐病性・耐寒性は"★5つ"だと思いたい(笑)
生産スタッフの村上でした。
最終更新:2015/02/18 19:41