記事詳細
2015/02/04 19:40
こんばんは。
生産スタッフの村上です。
それでは、本日第440回目の遼ローズでは、
優しいアプリコットの花色を、季節により、変化を見せてくれる
"香粉蓮"を紹介いたします。
香粉蓮(Xiang Fen Lian)は、アプリコット色を基色の優しい色合いのバラです。
春から秋まで連続して開花を楽しませてくれる、
四季咲き性・木立・中輪咲きのティーローズ(オールドローズ)になります。
花名からして、中国作出のバラのように見えますが、
フランスで作出されたバラで、"スヴニールデリズヴァルドン"の別名もあります。
開花直後は、きりっとした剣弁咲きで
開花が進むにつれて、丸いロゼット咲きの花形へと変化していきます。
春と秋では、花色が異なり、
春は、アプリコットにピンクがのり、ピンクっぽさが強く
秋は、オレンジがのり、アプリコットオレンジで
それぞれ季節の訪れを花色で表現してくれているように思います。
しっとりとした上品なティーの芳香も楽しませてくれます。
とてもコンパクトな株に育つため、鉢植え栽培にも適しています。
香粉蓮は、少しの薬剤散布と少量の肥料でも
しっかりときれいに育てることのできる、「タイプ2のバラ」になります。
耐病性に優れるバラですが、肥料の与えすぎなどによると
うどんこ病になりやすいので注意が必要です。
枝は、細めでうつむくような開花姿は、
素朴さを感じさせてくれ、どことなく和のテイストも感じます(^^)
気がついたら、普通車のカタログを調べていた(笑)
生産スタッフの村上でした。
最終更新:2015/02/04 19:41