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2014/11/30 18:36
こんばんは。
生産スタッフの村上です。
それでは、本日第374回目の遼ローズでは、
淡い黄色、ピンク、白が織り成す色彩豊かなバラ
"フィリスバイド"を紹介いたします。
大好きなバラです!!
フィリスバイド(Phyllis Bide)は、色採り豊富な花色が魅力な
半八重咲きのバラです。
春以外に秋にもちらほらと開花を楽しませてくれる、
返り咲き性・小中輪咲きののつるバラになります。
開花と共に花色が変化していく特徴を持つバラで
開花直後はアプリコットイエローで、
次第に縁がピンクがかった黄色⇒ピンク⇒淡いピンク⇒ほんのりぴんくがかった白
へと変化していきます。
花つきが素晴らしいので、一つの株の中で、
開花ステージによる、様々な色合いで咲かせる花姿は、
とても「パワフルでカラフル」な感じで、春は特に非常に見ごたえがあります!
秋も花色に少し深みが出てきて、返り咲き性とはいえ、
コントラストが強く出て、春とは違った趣で楽しませてくれます。
明るい黄緑色の葉っぱとのコントラストも
花色と同調しているように見えて、相性の良さを感じます。
花持ちがとても良いので、色とりどりな花色を長く楽しませてくれますよ(^^)
良く枝を伸ばすつるバラになり、しなやかなので
様々な構造物への誘引に適しているバラです。
フィリスバイドは、少しの薬剤散布と少量の肥料でも
しっかりときれいに育ってくれる「タイプ2のバラ」になります。
耐病性に優れ、半日陰にも適応してくれるバラです。
フィリスバイド・・・、
僕の中で、ふわふわした柔らかな質感の花と、
アプリコット・黄色・ピンク・白が
入り込んだ絶妙な花色とのコントラストに
水彩画のような、雰囲気のある美しさを感じます。
また、赤と黄色のコントラストが鮮やかな、
あの四季咲き性・つるバラの銘花"カクテル"の交配親にあたります。
自炊を心がけたい!
生産スタッフの村上でした。
最終更新:2014/11/30 18:36