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2014/10/11 20:35
こんばんは。
生産スタッフの村上です。
それでは、本日第324日目の遼ローズでは、
藤紫色の花が上品で可愛らしく、
和の雰囲気を感じさせてくれるバラ、
"しのぶれど"を紹介いたします。
しのぶれど(Shinoburedo)は、藤紫色のコロンとした
カップ咲きの花を咲かせるバラです。
京成バラ園芸さんで作出されたバラで、
春から秋まで開花を楽しませてくれる、
四季咲き性・中輪・木立性のフロリバンダになります。
花名は、平兼盛の和歌、
「しのぶれど 色に出でけり わが恋は ものや思ふと 人の問ふまで」
に由来しています。
この"しのぶれど"は、「心に思いを秘めた様子・忍ぶ恋」という意味があり
人に知られないようにずっと隠してきたつもりでいたのに、
恋愛感情が顔にあらわれてしまった様子を意味しています。
藤色により青みがかった、藤紫色と表現するのが、
僕の中でしっくりとくるバラです。
特に今の時期に咲く花は、青みがかった色合いがより深みを増し
美しく、涼しげな秋らしい花色でした!
クールな花のイメージに合う、さわやかな甘い香りも魅力です。
まとまりのあるコンパクトな株に育つため、鉢植え栽培にも適しています。
しのぶれどは、しっかりときれいに育てるには
定期的な薬剤散布と肥料が必要になる、「タイプ3のバラ」になります。
しのぶれど・・・、
畳のある和室などにあると、その魅力が倍増されると思います。
和を感じさせてくれるバラです!
今日は、暖かいスープが飲みたい!
生産スタッフの村上でした。
最終更新:2014/10/11 20:35