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2014/02/01 20:05
こんばんは。
実店舗スタッフの村上です。
今日は、主に堀上げ苗を鉢植えにするための
根の剪定の仕事をしていたのですが、
時間の経過をとても早く感じました!
今日は、一月ぶりになりますが、久しぶりに晩酌でもしたい気分です(笑)
昨日もお伝えさせていただきましたが、明日2月2日(日曜日)は
バラの家店舗にて「冬だからこそやっておきたい薬剤散布」
についてのバラ塾が開催されます。
今この冬の休眠期だからこそできる効果的な方法や
、この時期に薬剤散布をすることにより、今後の開花時期の春に向けて
病気や害虫による被害を抑えやすくする方法などが解説されます。
手をかけて育てたいタイプ3やタイプ4のバラでは
この時期の薬剤散布が今後の開花や株の成長において、
大事なスタートになってきます!
また、タイプ1やタイプ2のバラについても
今この時期の適切な薬剤散布により、
今後の開花や株の成長に良い影響を与えてくれます。
興味のある方は、是非バラ塾にご参加くださいませ。
それでは、第72回目の遼ローズでは
儚げな乙女のような可憐な花を咲かせる非常に有名なつるバラ、
"ピエールドゥロンサール"を紹介いたします。
ピエールドゥロンサール(Pierre de Ronsard )は、花弁の外側が白~クリーム色で
内側の中心に向かう側がピンク色になる、大輪のカップ咲きで返り咲きのつるバラです。
名前は、フランス・ルネサンス期に活躍した"バラの詩人"とも言われている人物に由来し、
世界殿堂入りのバラにもなっています。
僕は表現力が乏しく、文章を書くのが苦手なので(笑)(汗)、
バラの詩人はいったいどんな詩を書いているのか気になり、"ロンサール詩集"という本をを注文してみました(#^.^#)
花は、写真のように春にまとまって咲いている姿を見ると、
別名エデンローズ(Eden Rose)の名前があるように、
清らかな天国の世界のイメージが思い浮かび、天使がひょっこり現れてくれそうです!
以前遼ローズで紹介させていただいた"ルージュピエールドゥロンサール"とは花の形などは似ていますが
枝変わり品種というわけではなく、交配親なども異なります。
ルージュピエールドゥロンサールは、その鮮やかな色合いから、丸々としたカップ咲きが強調され、
はっきりとした美しさに対して
ピエールドゥロンサールは"乙女のバラ"のイメージがあり、
たくさんまとまって咲いているときに、ものすごく雰囲気が強調され
魅力が倍増されるバラだと感じています。
より白っぽい花を咲かせる「ブランピエールドゥロンサール」は、
「ピエールドゥロンサール」の枝変わり品種になります!
こちらも遼ローズで紹介させていただきたいと思います。
可憐な花とは対照的に、枝は硬直になりしっかりとした樹形に育ちます。
ピエールドゥロンサールは、少しの薬剤散布と少量の肥料が必要になる「タイプ2」のバラです。
樹勢も強く、耐病性もあり、暑さ寒さにも耐性のある強健なバラです。
一年間葉っぱを綺麗に維持したい場合には、少し黒点病に注意が必要なので、
予防剤などの薬剤散布が効果的です。
大人気で、雰囲気のある可愛らしいつるバラ、ピエールドゥロンサール
非常にお勧めな種類です。
最近足が速くなったような気がした(笑)
実店舗スタッフ村上でした。
最終更新:2014/02/01 20:05