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2013/11/30 19:13
こんばんは。
実店舗スタッフの村上です。
今日は、大苗畑にて掘り上げた、苗を運んできました。
◎ロサオリエンティス・F&Gローズ・青バラ各種を売り場に並べました!
他の品種も随時、お店に運んできたいと思います。
本日第九回目の遼ローズでは、
またまた、個性的なフロリバンダの"ユリイカ(Eureka)"を紹介させていただきます。
ユリイカ(Eureka)は、四季咲き中輪木立性のフロリバンダのバラで、
アプリコットからオレンジ色の香りの良い花を咲かせます。
こちらは、フロリバンダ(多くがタイプ3)の中でも、耐病性があり、樹勢もある程度あるため、
少しの薬剤散布と少量の肥料で、栽培できるタイプ2のバラです。
この花名のユリイカ(Eureka)は、
古代ギリシャのあの有名な数理学者であるアルキメデスが、「金の純度」の測定方法を発見した時に、
思わず、叫んだ言葉 ユリイカ(「わかった!!」「発見した!!」「解けた!!」などの意味があります。)
という逸話に由来します。
この単語は、感動詞のようですね。
ユリイカは、フリルのある可愛らしい花形を持っています。
、
そして、アプリコットからオレンジ色の濃淡のある花色、
陰影がありインパクトあるバラで、一目で印象付けてくれる品種だと思います。
存在感のあるこのバラだからこそ、
ユリイカの名前の由来とぴったりマッチしていると思います!
僕も今度から、見た目のインパクトのあるバラを見つけたら、"ユリイカ"って言おうかな(笑)
フロリバンダなので、株一杯に花をつけてくれ、
コンパクトな品種なので、鉢植えに適しています。
この花は、フルーツ香とティー香をベースにスパイシー香が入っているような、
様々な香りが含まれている、上品でなんともいえない甘い香りがしました。
てんちょは、黄色バラ系は、黒点病などの病気に弱く、
葉っぱを良く落としてしまう品種が多い中で
このユリイカは強健で、貴重な品種だという育種家の視点をもらいました。
てんちょ的には「強い黄色の作り方をコルデスがわかったから、ユリイカじゃないのw」
と、笑いながら言っていました。
今までの遼ローズでは、
バラを見た目のインパクトでの魅力を中心に伝えていきましたが、
色など同じタイプのバラに対しての、耐病性などの環境に対する強さも、
ひとつの魅力であるため、あらゆる点で、視野を広げながら、
伝えていきたいと思います。
本物のバラ一筋に生きたいと思い始めた
実店舗村上でした。
最終更新:2013/12/01 19:23