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2013/11/22 23:50
今年の夏の異常な高温、そして多湿と秋の天候不順で、
例年に比べ、イングリッシュローズなど、
シュラブローズの秋の花数はかなり少なかった気がします。
いくつかのバラ園を回ったりしましたが、
ハイブリッドティやフロリバンダが例年並みに花を咲かせていることに対し、
シュラブローズは鳴かず飛ばず。
めっきり花数の少ない秋になりました。
遠い血が入り、耐病性がUPするシュラブローズですが、
開花特性的には不利があるのがシュラブローズ。
もちろん全国では、そんなのお構いなしに、
「うちは咲いたよ!」という方もいると思いますが、
バラの育種家の視点で考えると、
特別な事をしなくても、それほどテクニックがなくても、
同じように咲くバラを作らなければならないのです。
そんな中、手前味噌になりますが、
↑フォーユアホームなどロサオリエンティスのシュラブはよ~く咲いていました。
ブランドのテーマである、
日本の高温多湿な環境でもよく咲きよく育つ。
それを今年みたいな年だからこそ、
しっかりと目指せている事がわかりました。
その国に本当に合ったバラはその国で育まれる…
そんなバラの潮流が始まる予感がする初冬の夜更けでした。
バラって最高!
実店舗スタッフ村上遼がこのブログに仲間入りです^^
ローズクリエイター 木村たくのり
最終更新:2013/11/22 23:51