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2013/11/20 18:36
昨日に引き続き、
切りバラでも育てられていたバラを。
マレーラです。
命名の由来は分かりませんが、
おそらく欧米の女性名からだと思います。
切りバラ品種だったカクテル80の枝変わりで、
長蕾からひらひらと大きな大きな蝶がはねを広げたように開花します。
カクテル80は黄色いバラだったのですが、
マレーラは落ち着いたオレンジ色。
香りも中香だし、花の魅力はそうとうなものがあります。
でも株で咲かせるより、
この写真位、3分咲きでカットして、
花瓶で咲かせる方が美しく咲きます。
初期の切りバラ品種になった、
ソニアやブライダルピンク、パレオもそう!
木で咲かせると力が強すぎで大雑把な花型なのが、
切り花では力が弱まり繊細な姿に。
花色も日光が当たるところでは、
余計な色がのって野暮な感じになるのに、
切り花ではソフトでシャープな花色に。
そんなことでもバラの性質は違います。
そして結局バラは人の生活で、
一番役に立つところへと、育種され進化し続けています。
たった200年のバラの育種の歴史、
さて200年後にはどうなっているのでしょう。
バラって最高!
カクテルって言ってもつるバラのカクテルの方ではありません^^
でもカクテル80でつるに枝変わったことあって、
今思えば残しておけばよかったと… そんな事ばかりです^^;
ローズクリエイター 木村たくのり
最終更新:2013/11/20 18:36