記事詳細
2012/09/03 13:41
先日お伝えしたOld Rosesを見ても分かりますが、
バラの近代的な育種が始まったのは19世紀半ば~後半。
それまでは近くに置いてあったバラが、
風や虫で自然交配し、それを選抜するという
何と何を人為的に交配するという「交配」ではなく
「選抜」に主眼が置かれていました。
簡単に言うと、「種を蒔いて生えたバラから育てやすく美しいのを選んだ」
そんな感じです。。。
植物に種をつける個体と花粉を出す個体が別で、
雌雄を交配し新しい植物が生まれると分かったのは18世紀半ば以降ですから、
バラにそれが導入されるまで、
約一世紀かかったという事ででしょうか。
そしてメンデルの法則が再発見されるのが、
1900年ですから本当に科学的な交配、育種が出来るようになってから、
まだ1世紀経ってるか経ってないかなんです。
まぁ~何が言いたいかというと、
バラは「選抜だけでもオールドローズのような素晴らしいバラが生まれる」って事!
みなさんのお庭にある種も
蒔いてみたら凄いバラが生まれるかもですよ~^^
やることは難しくないですが、
半端ない情熱とそれを続け熱意。
それを持ち続けるのが難しいですけどね。。。
バラって最高!
雨、曇りのち雨って天気ですね…
ローズクリエイター 木村たくのり
最終更新:2012/09/04 14:59
コメント 3件
2012/09/04 13:39:24
Re:バラの育種
佐藤千枝子さん
オールドローズ、知れば知るほど魅力にドップリ。
オールドローズ、読めば読むほど魅力にガッツリ。
オールドローズ、見れば見る程、バラの家サイト、ポチリ
まぁたぁやられたぁ~
買ってしもたぁ
買ってしもたぁ
水やりに嫌気さしてる
ぐらいなのにぃ~
買ってしもたぁ
ε=ヾ(*~▽~)ノ
バラの苗販売店に、
庭がなっちまったぜぇ~ワイルドだろ~
2012/09/05 08:49:54
初コメです。
いちごさん
バラって生で見ても写真で見てもうっとりしますね。この色の組み合わせも素敵です。バラの名前を教えてほしいです(^^)
2012/09/05 12:47:22
自然な流れ
エロ男爵さん
自然によって作られた新しいバラは自然によって淘汰され、
環境に適応するための強さを持ったものが残る。
現代の育種家が美しさはもちろん、強さを兼ね備えたバラを
目指しているのは、必要に迫られてというよりむしろ流れとしては、
自然なことではないだろうか。