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2012/02/09 16:59
ミュリエルロバン
昨日、剪定後の用土替えの時、
どんな元肥を入れた方が良いかお伝えしましたよね^^
バラの家培養土の場合すでに元肥が入っているので、
【基本】は何も入れずそのまま植え替えてください。
【応用】はそれぞれ特化した元肥をプラスすると良いでしょう!
応用の良い点はさらに生育を良くしたり、
環境や求めるバラに応じた栽培が出来る事ですが。。。
リスクがあり、適正な対応が必要となります^^
たとえば元肥は根のそばに混ぜないで
根から離した下部の用土に混ぜ込み、
根が元気に育ってから肥料分が多い場所に行くようにすること。
というのも発根に肥料は少ない方が良いためです!
だから芽だし肥料は、
用土を崩してない&ほとんど崩してない場合は、
3月~11月の通常生育時期のように【いつでも】追肥して良いのですが。。。
用土替えをしっかりしたバラ苗や
堀り上げられたばかりの購入苗の場合は根が用土をつかんでいなく、
2月のこの時期ではまだ発根の初期状態なので、
追肥はまだ早いという事です。。。
用土替えをしっかりしたバラ苗や
堀り上げられたばかりの購入苗の場合は(関東~関西の暖地)
【2月下旬~3月上旬】がベスト!
でもバラの種類やバラ苗の状態によっても違います。
そんな場合は↓こちらを追肥開始の目安にしてください^^
↓3cm前後芽が伸び葉が展開し始めた時!
このくらい伸びていれば今でもあげて大丈夫^^
↓この状態で肥料をあげると枯らす原因になることも。。。
濃い肥料やったら、そのまま枯れる確率50パーセント以上!
強い種類で苗の状態が良ければ緩効性(ゆっくり効くという意味です)のIB肥料なんかは、
すぐに追肥しても良いのですが、
弱い種類や苗の状態が悪ければ、
芽が3~4cm動いてからが良いでしょう!
そんな感じで根の状態がどうか?
それを考えて追肥のタイミングをつかんでくださいね^^
バラ栽培の根本は
いかに根を良く育てるか!
用土の質やブレンドも関係ありますが、
それと同時に。。
用土の乾湿の繰り返し(根に弱いストレスを与え続ける)
根の状態と相談して追肥のタイミングを見る(それは新芽の展開した形と色で見分ける)
そのあたりを意識して育てていただければ、
きっと5月~6月には綺麗なバラがいっぱい咲くと思いますよ^^
でもね!ここからが一番大切!!
初めて見るバラとかどうしても良い花が見たいから
肥料とか水とか多めにやりすぎになるんです。
購入したばかりのバラ苗の、最初の冬~春の目的ってなんだと思います?
春に良い花を咲かせる?
いえいえ!購入したばかりの大苗を春に良い花を咲かせようと思ったら
右肩上がりの良い生育はできません^^;
一番大切なのは株をしっかりと活着させ、
しっかりと根を張らせ、しっかりした株をつくるのが目的です!
多肥栽培はその大敵!
最初の年に肥料を入れすぎて失敗する人がどれだけ多い事か。。。
お店でどんなに説明しても耳を貸さない人多数(笑)
だって気持ちわかりますもの^^
初めての花を見たいですからね~♪
でも…
そこでぐっと我慢して2~3年スパンで生育を考えると良いですよ^^
さらに秘訣はこの春の【魅惑のバラ本】でお伝えさせていただきます♪
バラって最高!
最近書き出すと文章が長くなって仕事をさらに忙しくしてしまう^^;
ローズクリエイター 木村たくのり
最終更新:2021/07/02 14:50