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2012/02/05 22:34
12月末に大苗の写真を撮って
UP忘れていたのでお伝えしますね^^
今は発送真っ盛りなので
だいぶ減ってしまいましたが。。
植えつけたばかりは
こんな感じでぎっしりでした!
色んな考え方がありますが、
僕は地植えから掘り上げられたばかりの苗は、
本来1m以上張っていた根が断ち切られ、
毛細根が土をつかまえられていない、人間で言うと手術後のようなものです。。
だから僕はバラの病院というか、少しでもバラの体に負担がないよう、
最初は風の入らない温室の中で管理するんです^^
そして人間の手術後は病院食なように、
用土にも濃い食事ならぬ濃い元肥は絶対れません。。。
そんな感じで大事に管理して、
バラ苗が十分用土になじみバラの枝が意思を持ち始め、
もう十分良く育てる状態になってから皆様にお送りいたします^^
人間で言えば通常の社会生活ができる準備が整い、退院できるって感じです。
初めから外部の環境で慣らす育て方もありますし、
中にはそんな事しなくても良く育つ苗もありますが、
そうしないと枯れこみやすいバラもあったり
春先になってからバランスを崩すバラもあるので、
長年の試行錯誤の上、バラの家ではこうしています^^
まだ届いてない方もいると思いますが、
種類によっては堀り上げを遅らせた方が良いバラもあったり、
養生に時間がかかる種類もあるので、もう少しお待ちくださいね^^
バラにとってベストなタイミングでお送りいたします!
それこそ僕がバラ苗を取り扱い始めた20年前には
裸苗や根巻き苗でお客様にお渡ししてたのですが…
10本のうち10本枯れたとか^^;
半分枯れたとか^^;
そんな事があったりしたので、
バラ苗を自社の培養土で十分な大きさの6号鉢で植えつけたり、
外部管理の初期生育を温室管理にしたりと。。
バラ好きさん達がバラを失敗しないで管理できるよう、
歩んできた道が現在のバラの家になります。
バラ苗の堀り上げや発送も遅らせて、
なるべくバラ栽培の難しいところはバラの家でリスクを背負おう!
そんな気持ちです^^
資金の回転が悪くて、
経営的にはめちゃくちゃ厳しいんですけどね^^;
そしたら発送と同じタイミングで
バラの家でも外部の圃場へバラ苗を出します!
それも間隔を広げ、
春の開花時に十分な株のスペースがあるようにです!
↓こちらも年末の外部圃場
店長の趣味のバラが少しあるだけです。。。
温室内のバラ苗を1500坪の外部圃場に出すので
軽トラですっごい回数往復です!
綺麗に並べたり手入れしたりするので、
1週間くらいかかる作業です^^
でもそれを行うことによって、
バラは0.01パーセント位しか枯れこまないので、
大変だけど大切な作業です^^
なにげに書きましたが、
バラの家のバラ大苗管理の歴史でした(笑)
長文お付き合いありがとうございました。
バラって最高!
千寿久保田美味しい♪
ローズクリエイター 木村たくのり
最終更新:2012/08/09 17:14