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2011/03/08 23:58
強いバラが良いのか?
それとも少々難しいけど…
自分好みのバラが良いのか?
これってバラと関わる全ての方々の
永遠の悩みかもです^^
そりゃ~全てが良いほうがいいですよ!
でもたいがい、人間が好む性質は、
バラにとっては相反するものです。。
例えばコンパクトで四季咲きなものほど、
栄養をつくる葉に対して花を咲かせるという仕事量が多いので、
どうしても一季咲きのバラに比べると
樹勢は弱いものがほとんどって感じです。。。
なかなか全てを持って生まれたバラはありません。。。
言い切ってしまうと
完璧なバラはないわけでして。。。
それぞれのバラが素晴らしいところを持っているかと思えば、
やはり弱点もあるものです。。。
でもね~ ひとつだけ思うのは、
どんなに弱くてもそのバラが咲いた時の感動が強ければ、それだけで満足♪
写真はそんなバラのひとつ「エマニュエル」
アプリコット~淡いピンクへのクラデーション
美しい花弁の重ね、そして濃厚なフルーツ香の花。
見て香りを感じるだけで、
今自分がいる場所を忘れる位の感動です♪
でも黒星病にめっちゃ弱かったり、
あまり秋に咲かなかったり…
秋に見ると、こういう弱いバラはもういいかな?
思ってしまうこともあるけど、春の感動は格別!!
自分自身の中にも矛盾を感じながら…
いよいよバラシーズンへと突入です!
バラって最高!
でも趣味のバラ園剪定終わってない^^;
ローズクリエイター 木村たくのり
最終更新:2012/08/30 16:43
コメント 4件
2011/03/09 07:13:11
たとえ弱くても、それも魅力のうち
クラウディア(@rosierclaudia)さん
春の一番花は、それまでの休眠でバラは体力を蓄えていて、気温は上昇傾向にありながらも、病原菌や虫の活動はまだ活発化していない(一部の虫は活動が活発化していたりしますが)ので、病・虫の被害は比較的少なめに、開花を迎えることができるのだと思います。一番花は気温任せで咲いちゃうのかなーと思います。問題は、その後の花。特に秋花をできるだけ多く、きれいに咲かせたいと思えば、できるだけ病・虫の被害から守らなければならないと思います。ぼくは、バラの観賞はもちろん好きですが、剪定や散布作業などバラに関する軽作業も好きなので、結構楽しくやっているほうかなーと思っています。それはさておき、てんちょの趣味のバラ園にはどんなバラがあるのか興味があります。機会があったらぜひ紹介してください。そして、杉戸でも芽が動き始めていると思われるこの時期、趣味のバラ園ではどんな剪定をするのかも見たいですねー(^^)こちらは、朝晩まだ雪が降り、軽く積もります。春を迎えるための剪定、誘引などの作業もまだ終わっていません。でも、こちらよりも西側の地域の皆さんが伝えてくれる芽吹きなどの情報を知ると、気持ちはすっかり春モードになります(^^)
2011/03/09 09:01:26
だから、愛おしいのかも・・・
まろんさん
病気に弱い、開花が少ない、樹勢が弱い等の欠点を差し引いても、有り余る魅力。
その花に魅せられちゃったんだから、しょうがない。
もし、何にもせずともバンバン素晴しい花が咲くバラがあったとしたら、感心はするけど、愛情込めてお世話するかどうか、考えたら疑問です。
欠点があるからこそ、咲いたときの喜びがあるのかも。
育種家の方々の目標は、色々な欠点を克服したより良いバラの作出なのでしょうが、そしてもちろん育てやすさも育てる側には大切な要素ですけど、「この花を手元に置きたい」と思ったら、欠点を承知の上でお迎えしてしまう・・・そんな魅力があるのがバラだと思います。
2011/03/09 10:45:16
勉強になります
ねななさん
風は冷たいですが、バラは品種ごとに長い芽や赤い芽、白い芽などを出してさっそく個性を発揮して成長しています。四季咲きのバラは花を咲かせるためにとてもパワーを使っているのですね~。気をつけてお世話します。そういえば木に咲く花は椿や桜も1季咲きが多いですね。
私もてんちょさんの趣味のバラ園にどんなバラちゃん達がいるのか気になります。バラの季節になったら紹介して下さいね。楽しみにしています。
2011/03/09 14:10:05
愛しいから
薔薇狂いさん
うどん粉や黒星病に弱いやら、虫に好かれるやら。
ハラハラさせられる薔薇が多いですが、綺麗にたおやかに咲いてくれると、それだけで苦労が報われます。
丈夫な薔薇もいいけれど、そんな薔薇が好きなんです!!