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2010/04/13 01:26


ただ今戻りました^^

それでは再開いたします。


今回の回答は、実物や、用土や環境をみて判断するなら簡単なことかもですが、

写真とお話だけで回答するのは、かなりリスクがあります^^;

それもこれだけ多くの方々が見られているブログでなんて(苦笑)



でも、プロなのでそのあたりのリスクも背負いながら、

お答えしていきますね^^



まず肥料が多すぎるとの事ですが、

IB肥料を去年も同じようにあげていると思いますので、


一年間地植えで育てたバラでしたら、

根が1m以上張っていると思います^^


(鉢植えなら可能性もありましたが、)それでしたら、ゆっくり効くIB肥料なら、

既定の量の3~4倍あげたとしても肥料の濃度障害は出ません。
(時に低温の今の季節でしたら…)



また即効性の化成肥料を多くあげた場合は、

根を傷め枯れる恐れがありますが、後ろに見える古葉にはその症状が出ていないので、

それでもないと思います。



mikoyanさんが良いところ見ていまして、

「アイスバーグの葉が、5枚葉のうちの一つ一つの葉の間隔がものすごく広いのが気になります。」と言われています^^


IB肥料メインで液肥くらいなら、

おそらく窒素過多にはなりません。。。


葉の間隔が広いということは、木がしまって育っていないという事!


今の時期でその条件を生じるのは、

半日陰などで日射量不足か、もしくは水あげが多いか、のどちらか?


そして生長点は大丈夫だけど、

出始めた時の葉が枯れ始めたのは、根が木の蒸散に対して水分の補給が出来ないという事。。。


それらを考えると、おそらく「地植えなのに水あげをしていた!」という事でしょうか?

それも定期的に。


生長点近くの葉のちじれや枯れに、

悪天候で日射量不足、根圏の空気が足りず根が傷み、

木の水分の補給が間に合わない症状が感じ取れます^^


水が根のまわりにあっても水を吸い上げられないんです。


おそらく昨年末までは、あげていても温度が高かったので、

症状が現れづらかったと思いますが、


この春はおかしいくらいの低温悪天候。。。

同じようにあげていたら根が健全に生育できません。



そのため、このような症状が出たのだと思います。

また実物を見ていないのでなんともいえませんが、ベト病の出始めの雰囲気も感じ取れます。。。


これも水あげ多く、軟弱な木に育つと出やすくなります。




これからの対応としましては、

水あげをまったくしないで、よ~~く晴れた日にダコニールを午前中に散布してください^^



そして一番大切なことは”すぐに良くしようとあせらない事!!”

じっくりゆっくり数カ月単位で回復させましょうね^^



気がつくと元気になっていると思いますよ!



ぽんさま^^

どうでしょうか?


てんちょがお話とお写真を拝見してお出しした診察結果です^^



もし違ったらごめんなさいですが、

ご参考にしていただけますと嬉しいです♪



この度はご協力ありがとうございました。

今後ともよろしくお願いいたします^^




バラって最高!

ほんと寒い春です。。。

ローズクリエイター 木村たくのり


最終更新:2010/04/13 20:08

コメント 13件

2010/04/13 01:52:39

うわ~

ravさん

かなり勉強になりました。
基本は「調子の悪い時ほど水やりをひかえる!」ですね。
去年春に水あげに問題があったバラをほとんど放置みたいにしておいたら、
秋にはシュートが出て、今年は元気です。 長い目で見るのは大切ですね。

2010/04/13 02:09:53

ほほぉ・・・

楽趣味さん

>根が木の蒸散に対して水分の補給が出来ないという事。。。

これは、葉の蒸散作用が活発でない状態になってるから、
土中の水分を汲み上げるシステムがうまく機能してないってことですよね? (水圧と浸透圧?という)ポンプの空回り、みたいな。

だとしたら、同様な気候条件で、人為的な水遣りは控えてるけれど、降雨による水分過剰になりがちな鉢植えの場合も、同じような症状になるのでしょうか?
用土も関係する?

2010/04/13 06:16:32

そうなんですか

マイルドブレンドさん

勉強になりました。よく水と肥料の上げすぎはよくないって聞きますが、こういうところを
見ればわかるのですね。

鉢であれば余分な水は流れてしまうので地植の水のやりすぎは、ありえますね。
そういえばうちは水全然あげていなかった。(^^)

2010/04/13 07:50:10

勉強になります

karamomoさん

葉を見て根を知る
ですね^^

お勉強させていただきました
ありがとうございます

バラの家大学で色々な病気の葉っぱ今後も見たいです~


早く天気が暖かく安定するといいですね

2010/04/13 07:58:41

納得です。

mikoyanさん

おお!!
さすが店長様。
納得納得。勉強になります。

2010/04/13 08:05:20

そういえば

こめりあさん

耕生さんの講座でもおっしゃってましたっけ。
葉っぱの蒸散する水の量と根から吸い上げる量を同じようにしないと
枯れ込んだり弱ったりするって・・・。

我が家は、鉢植えがメインなので気にしたことなかったですが、
ピエールドロンサールだけ地植えなので、気をつけたいと思います。
(日当たりいいところに植えてます)

また一つ勉強になりました。

2010/04/13 10:33:34

なるほどね

uzuraさん

なるほどね~( ..)φメモメモ

黄色い葉っぱは、お日さん不足?くらいしかわかりませんでした。
とっても勉強になりましたm(__)m

それと、『New Rose』届きましたよ♪ まつおにいさんとのコラボ!!すごいすごい!!
サインも進化してましたね^m^
ありがとうございました。

次は 趣味の園芸 出演とか~!?

2010/04/13 11:51:57

とっても答えを楽しみにしていました。

北の髭さん

北海道でも無加温のハウスで管理した時などに3月末~4月中旬にかけ良く起きる症状なので

地温と気温のバランスがとれず根と地上部の成長がアンバランスになるとこの様な状態になりますね。
こんな時には、焦らず、騒がず黙って見守るけど…
気を付けるのは、てんちょうの云う通り!恐るべし「ベト」ですね。
低温が続き過ぎると、いくら薬を与えても薬の効きが悪く、最悪体中に回り
ナックル剪定せざるおえないところまで追い込まれることもしばしばと…
ただ、本州では気温さえしっかり上がってくれると
成長の方が病気に勝り気が付くと治っている事もあるのでは?

一番の薬は太陽ですね!
こいつに勝るモノはないのでは…

とっても素晴らしい講義で感動です。

2010/04/13 12:19:28

なるほどぉ

みけさん

アイスバーグの葉っぱは気がつきませんでした。
すごい観察眼ですねぇ。mikoyanさん。
本当に今年は変な陽気。
昨日は2月並みとか言っていたのに、今日はドピーカンで5月並みとか・・・
確かにこうなると水の管理とか難しいです。

2010/04/13 12:41:35

ありがとうございます!

ぽんさん

てんちょさま!みなさま!
本当に心から感謝いたします!

そういえば・・・
ものすごく暖かい日があったりしたので
びっくりするぐらいの量を何度か水揚げしてました・・・

植えている場所は家で一番日当たりのよい南側です。
お天気の良い日は日照不足にはならないかなとおもいます。

だけどたくさん水揚げした日の夜に気温が0度ぐらいまで冷え込んだりで
大丈夫かなって心配はしていました。

てんちょの指示どうりにやってみたいとおもいます!
ありがとうございました!

バラって最高!(*^_^*)

2010/04/13 12:51:17

それから!

ぽんさん

しばらくたったら
経過報告します!!!

2010/04/13 22:01:58

びっくりしました☆

すみれさん

水のやりすぎが原因とは!
目からうろこでした~~~

2010/05/05 18:23:31

コーネリア

Suguriさん

先月、初めて伺いコーネリアなど4鉢を購入しました。初心者の私に細やかに対応してくださり、それぞれの葉もつやつやで、蕾もかなり付いてきて毎日楽しみでした。ところが、我が家の子になり20日が過ぎた頃、急にコーネリアの葉が萎れてドライフラワーみたいになって来たのです。一日中陽の当たるデッキの上に置いていたのですが、とても心配です。

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バラの家 やす店長

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