記事詳細
2008/10/18 18:09
長い蕾が特徴のエッフェルタワーです^^
いかにもそんな感じでしょ♪
でも、じつはアメリカ生まれだったりします。
でもって
↓こっちはフランスのデルバール生まれの
新しいエッフェルタワーです。
フランス語なので、
トゥール エッフェル2000
英語だと同じで、エッフェルタワーです。
ハマナシ系が入っているんで、
トゲトゲが凄いですけど、超強健!!
日本人好みの深紅で、
店長も大好きなバラです♪
こんな感じで、
バラって個性豊か^^
それぞれの個性の違いを楽しむのが、
バラ栽培の醍醐味ですよね♪
って、また寄り道しちゃいました(苦笑)
それでは「ソフトピンチ」始めます。
まずは「ソフトピンチって何?」って感じですが、
そもそも「ピンチ」って何?ですよね!
普通ピンチっていったら、
危機や窮地って意味だと思うんですが、
バラ栽培で使うピンチは、
難しく言うと、
「植物の成長点を剪定し、
新たな成長点を育む手入れ方法」
っと言った感じです^^
簡単に言うと、
「春~秋に成長している枝を手入れすること」です。
日本語では摘心といいます。
そしてそのピンチも大きく分けると5~6種類あるのですが、
ガーデンローズ栽培でよく使うピンチは3種類あるんです。
あるんですと言いますか、
実は皆さん無意識に使っていたりします。
●ソフトピンチ
●ハードピンチ
●開花中ピンチ&開花後ピンチ
の3種類なのですが、
「開花中ピンチ&開花後ピンチ」については、
どなたも必ず行っていますよね^^
きれいな花が咲いたら、
3分咲き~5分咲きくらいで、
切りバラとして楽しみます。。
それが開花中ピンチ。
そして木で花が満開に咲いた後、花がらつみを行うのが、
開花後ピンチです。
あたりまえに行っていますよね^^
次に「ハードピンチ」ですが、
バラ苗購入時、大苗のみから育てている方は、
行ったことない方もいるかもしれませんが、
新苗から育てている方は、
どなたも必ず行うピンチ方法です。
よく新苗を購入する時に、
店員さんや栽培パンフレットに、
「秋までは蕾がきても、一番上もしくはその下の5枚葉の上で、
剪定ハサミで切り取ってくださいね」
って言われたり書いてあったりしませんか?
そんな感じでやや木が硬くなってから
ハサミを使って行うのがハードピンチなんです。
基本的には蕾を開花させずに、
(花が一番エネルギーを使う為です)
その分のエネルギーといいますか養分を、
枝葉の成長や充実に使うための手入れ方法となります。
最後に「ソフトピンチ」ですが、
ハードピンチをさらに”せっかち(笑)”にした感じなんです^^
ハードピンチでは蕾が大きくなった頃に、
ハサミを入れて、ピンチするのですが、
ソフトピンチは、ちょっと蕾が見え始めた頃や、
蕾すら見えない頃に、
指先で行うピンチなんです。
って言葉で言っても分かりづらいので、
↓画像で説明しますね^^
本当に蕾も見えないでしょ(笑)
その切り取った新芽を分解すると、
↓こんな感じになるんです。
蕾って実は見えなくても、
ず~と前から大切に用意されているんですね^^
一説によると、
新芽が出て4~5cmくらいの頃には、
花芽は形成されるようですよ~
ですので蕾に使う莫大なエネルギーや養分を、
少しでも早く処理して、
早く充実した株や枝葉を作りたい時に使うのが
ソフトピンチなんです^^
今回は勉強っぽくて面白くなかったと思いますが、
どうだったでしょうか。。
あははww
(説明うまくならねば)
次回はソフトピンチの実例を行いますね。
最近多い四季咲きのつるばらは、
四季をとおして楽しめるので良いのですが、
花が咲き続ける分、
壁面やフェンスの一面を早く覆のは得意ではありません。
そんな時重宝するのがソフトピンチなんですよ^^
どうぞお楽しみに。。
最終更新:2021/07/01 11:47
コメント 6件
2008/10/19 22:35:01
よく分かりました
カマちゃんさん
ソフトピンチは、新苗の新芽を摘むことなんですね。
ついうっかり気づいた時には新苗に蕾がついていることがあり、こころを鬼にして蕾を剪定ばさみで切り落としています。
もっと早く見つけてあげれば良かったんですね。
新苗には、気を使います。苗がぐらぐら揺れないように支柱で固定したり、水やりも水圧を下げて優しくかけないと土が飛び散ったり、根っこがぐらぐらして生育が悪くなるようです。大事にてをかけないといけません。今は、新苗の観察と地道な青虫の駆除(手でとっています)に時間を費やしてます。
早く、大きくなって欲しい。
初心者の私は、大苗を購入した方が、安心で、管理しやすい感じです。しかし、これも経験。
庭だから、害虫を寄せ付けないことが無理なのですが、有機栽培に挑戦しています。
丁度、四季咲きのつるばらの話が出ていたので、アーチやトレリス、壁面に絡ませるポイントを、いつかご紹介していただきたいです。
つるばらですが、ナエマは真っ直ぐに太い幹が2mくらに伸びています。アーチにくるくる巻き付けるようにするのか分かりません。ピエールは何となく日が当たる方向に向かって茎がカーブしながら伸びてきました。このピエールはどのようにアーチに絡ませたら良いのか悩んでいます。枝を横に伸ばすには、壁面か、トレリスを並べて這わせても良いのかなと考えてはいるのですが。今は、バラの育て方、使用する資材によってバラをどこに配置するか、決められるとおもっています。
バラの成長とともに、ずっと悩んでいます。
冬の剪定前にアドバイスがいただけたら幸いです。
つるばらは、存在感がありますね。バラの特徴にあった育て方を早く覚えたいです。
2008/10/20 19:03:17
失礼しました
カマちゃんさん
ソフトピンチは、「新苗の新芽を摘むこと」だけではないのですね。
失礼しましたm(_ _)m
2008/10/22 16:44:57
ソフトじゃないピンチ!
Jamilさん
う~む、そうだったのか。
秋の剪定はかなりソフトでなければいけなかったのですね。
新苗のつぼみが見えてきたときだけだと思っていました。
私の秋の剪定は結構ばっさりいっていました。(全体の4/1位を切り落とす)
なぜなら、夏を越してすっかり葉が落ちてしまい、それでも律儀につぼみだけをつけようとするので
木が弱ると思い、何とか葉を茂らせようとばっさりいっていました。ばっさりの後には必ず
活力剤をあたえているので、みごと葉は復活しますが花数は少なくなりますね。
冬の剪定など本当に継ぎ目から20cmくらいのところでこれまたばっさりです。
調子の悪い子はほとんど丸坊主(ゲンコツ剪定)です。
木のためにはどうなんでしょう。。。
じめじめな山間地なので、なかなか葉をふさふさと保つことが出来ず、花だけ咲かせようと
木も必死なのでなかなか生育が芳しくありません。
2008/10/26 16:12:32
アドバイスありがとうございました
カマちゃんさん
前々回のブログで、ピエールの育て方について、アドバイスありがとうございました。
ピエールが伸びてきている方のアーチの横にトレリスを立て、太いシュートを誘引してみようと思います。
ナエマが、真っ直ぐ空に向かって伸びて、アーチの高さを超えてしまいました。これからは、脚立を使ってアーチに絡ませないといけません。ほんとに、たくましいバラです。
2008/11/06 02:31:57
カマちゃんさん
てんちょさん
今回はちょっと文章が下手で
あまりよく伝えられなくてゴメンなさい。。
もう少ししましたら続きかきますね^^
2008/11/06 02:33:53
Jamilさん
てんちょさん
秋剪定は、ある程度葉を残した方がよいですよ。
成長中になりますので、葉を落とした分根も枯れますから。
冬は種類にもよりますが深めで大丈夫です^^