母の日よもやま話 |
母の日の始まりって? 1908年5月10日(日)、アメリカのアンナ・ジャービスという人が、3年前の1905年5月9日に亡くなった母を偲び、とある教会で白いカーネーションを捧げる追悼式を行いました。 その後アンナは、5月の第2日曜日を母の日の記念日としようとする活動を続け、1910年にウェストバージニア州で「母の日」が認定。 1914年にアメリカ連邦議会で5月の第2日曜日を「母の日」とする法律が制定。 1915年5月9日に世界で初めて母の日が祝日になりました。 この流れが日本にも入り、今日の母の日として認識されています。 余談ですが、母の日の起源はそれより前にもあったとされ、イギリスやアイルランドでは、「マザリング・サンディ」という母の日が存在します。 こちらも移動祝日で、キリスト教暦のレントと呼ばれる期間の第4日曜日に行われます。 その日は大体3月で、新芽が出て、命が大地に息吹く時期。 そんな季節に、ラッパ・スイセンをお母さんに贈ってお祝いするそうです。 更に昔に目を向けると、ギリシア神話にたどり着きます。 古代ギリシアの時代、ゼウスの妻であり、神々の母である女神「ヘラ神(リーア)」に感謝する春の祭りが行われていたようです。 この春の祭りを「母の日」と捉える人もいるようです。 こうしてみると世界各地で色々な母の日があり、開催日も違うわけですが、その根底には母に感謝し、労う気持ちが込められている事がわかります。 この機会にお母さんに日頃の感謝の気持ちとともに、日本酒で苦労をねぎらうのはいかがでしょうか? |