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助産師が教える!妊娠しやすい体づくりの提案

2014.02.14 | 妊活中の生活アドバイス 妊産婦よろず相談室

妊活を成功に導くには、普段の生活やライフスタイルを見直し、日ごろから妊娠しやすい体づくりをすることが大切です。赤ちゃんを望む妊娠準備中の方に、日常生活でできる妊娠しやすい体づくりのご提案をいたします。

妊娠しやすい体づくりPOINT1

◆夜の残業、夜更かしは控えましょう

卵子をつくりだす卵巣は夜8時に寝るといわれるほど、休息が必要な器官で、ホルモンバランスの影響を受けやすいといわれています。健康が売りのスポーツインストラクターへの調査でも、夜のレッスンを持っている人ほど、妊娠しにくいというデータがあります。(出典:2009年、アクアセラピーシンポジウムより 浅井貴子助産師)
夜に興奮状態にあったり、副腎皮質ホルモンの分泌が高いと交感神経が優位になり、心身の休息をさせるための副交感神経の働きが鈍ってしまいます。

仕事をしている方は残業や夜の付き合いはなるべく控え、特に排卵日前後は定時に帰りましょう。
ゆっくりお風呂に入ったり、スパ、岩盤浴など自分の体をいたわるような生活に変えていくとよいでしょう。

また、睡眠をしっかりとることは、妊娠しやすい体づくりの基本です。
不眠不休で不妊治療に取り組んでも、体がその準備を整えていないと効果は現れません。
当たり前ですが、どんなに高価な美容液よりも、良質な睡眠が体の疲労もとれ巣作り本能にもつながるということです。
妊娠しやすい体づくりには、妻だけではなく、夫のライフスタイルも合わせるようにすると尚よいでしょう。
夫の精子の運動率の低下、精子の量、奇形などもストレスや睡眠不足とも関係があると言われています。

妊娠しやすい体づくりPOINT2

◆体(特に下半身)を温めましょう

冬はわりとお風呂にはいる人も多いと思いますが、気をつけて欲しいのは夏場のシャワー浴です。夏場は冷房の影響で体が冷蔵庫のように冷え切っています。
お尻を触ってみて、手の平よりひんやりしていたら、子宮も冷蔵庫のように冷えていると思ってください。妊娠しやすい体づくりには、体の中から温めることが大切。
鶏も卵をかえすには温めますし、カンガルーも子袋の中で赤ちゃんを育てますね。
赤ちゃんも一緒です。以下、体を温めるポイントを挙げてみます。

  • ①ショーツを重ね穿きする。
  • ②腹巻をする。
  • ③レギンス、スパッツをはく(ただし化繊よりもコットンのほうがベター)
  • ④足首にレッグウォーマー、首にはマフラーを巻く。
  • ⑤スチームサウナ、岩盤浴、ホットヨガなど湿度が多い環境で体を温める。
  • ⑥寒いと思ったら、貼るカイロでもよいので、お腹(臍の下)とお尻(仙骨周辺)両方をサンドイッチするように温める。

【私のおすすめグッズはこちらです】
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AMOMAにも、「受精のためのハーブ」といわれるシャタバリや、体を中から温めるジンジャーなどをバランス良くブレンドしたハーブティー・妊活ブレンドもあり、妊活中の女性をサポートしています。

■妊娠したい方に良い食事などについてのアドバイスは、こちらでも 詳しく解説しています
⇒⇒⇒「助産師が推奨する妊娠したい方に良い食事・食べ物・食べ方」

妊娠しやすい体づくりPOINT3

◆体をしめつけない下着をつけましょう

今でこそきついガードルで過ごす人はいないと思いますが、自分の体にジャストフィットするより1サイズ上の下着をつけましょう。仕事中は無理でも、自宅に帰ったり、お休みの日にはゆるゆるファッションで体も開放して、過度な締め付けから体のストレスを開放しましょう。きつめの下着では子宮も開きにくく、妊娠しやすい体づくりの妨げにも。アロマの香りを漂わせたりして、生理日も快適に過ごす工夫があるといいですね。

体を温める効果がある布ナプキンも理想ですが、なかなか現実的に難しい人は、生理の終了日前後などに使用してみると、取り入れやすいかもしれません。普段身に付ける下着の素材はコットン素材がおすすめです。静電気が起きやすいポリエステル、 レース素材は汗を吸わないだけでなく、冷えやすい素材。排卵日などオリモノが多くなる時期は下着もこまめに取り替えたりして雑菌を防ぎ、清潔に保ちましょう。

妊娠しやすい体づくりPOINT4

◆喫煙、光化学スモック などは百害あって一利なし

妊活をしている人だけでなく、喫煙、光化学スモッグなどは体の錆を引き起こし、癌の原因にも。周囲の人が吸う、副流煙なども注意して、レストランでも分煙ではなく、全席禁煙という場所を選びましょう。

妊娠しやすい体づくりPOINT5

◆日常に潜むストレスを減らしましょう
  • ①過度なダイエット・・・体脂肪が15%以下だと月経異常をきたしやすい。理想は21%以上あると妊娠しやすいといわれています。
  • ②PC依存・・・放射線や化学物質、電磁波などの影響は受精卵が一番影響を受けやすいので、できるだけ避けて生活しましょう。
  • ③激しすぎる運動・・・翌日まで疲労になるような運動は逆にストレスになります。毎日ランニングしなければ寝られない。。など真面目な方は要注意です!
  • ④過食、拒食・・・食欲中枢は脳下垂体と密接な関連があり、体重の増減が激しいと要注意。リバウンドを繰り返すと母体に負担がかかりますね。
  • ⑤通勤ラッシュ・・・毎日、分刻みの生活でストレスの多い満員電車は体によいわけがないですね。可能であれば自転車通勤など自然を感じられるような通勤スタイルがよいでしょう。


このように、妊娠しやすい体づくりは必然的に健康的なライフスタイルに近づくことになりますね。健康体になって赤ちゃんを授かることができれば、妊娠中・産後も健康に過ごすことができ、体力勝負といわれる育児の負担も軽くなりそうです。
また、妊娠しやすい体づくりにはパートナーの協力も不可欠。お互い無理せず、ストレスをためないよう、妊娠しやすい体づくりを目指しましょう。