妊娠の喜びもつかの間、ひどいつわりになると会社を休んだり立っていられなくなる人もいます。症状がひどい人は病院で点滴を打ってもらうとかなり楽になりますが、自分でつわりを軽減する方法があるのです。たかがつわりですが、されどつわり。脱水にもなりやすいので夏場は経口補水液(OS-1やイオン飲料)なども常備しておくとよいでしょう。
つわりは、いつかは必ず終わりがやってきます。つわりを軽減すれば、妊婦生活もより楽しめるようになりますよ。
レモン水やスポーツドリンク、緑茶、など飲みやすいものでカフェインが入っていないものがよいでしょう。
発泡ガス入りのミネラルウォーターや炭酸水、ジンジャーエールなどは吐き気を緩和するのに有効です。
氷の破片を口に含むのも意外とさっぱりしていますが、摂りすぎに注意しましょう。
1回の量を減らし胃腸に負担をかけないように3食を5食ぐらいに分けて食べましょう。
また煮物などは冷やすとにおいが柔らぎ食べやすくなります。
ハムサンドやきゅうりサンドなどを作り一口大に小さくカットすれば食べやすいようです。
酸味があるレモン飴、ラムネ菓子、減塩の梅干、ガム、ビスケット、小さめのおにぎりなどはつわり軽減の常備食。
枕元にも何かしら置いておき、起きてすぐ口に入れることで起き抜けの気分不快がなくなります。
この時期の栄養バランスは目くじらを立てて気にする事はありません。
サラダ寿司、季節に関係なくそうめん、冷やし中華、トースト、ゼリー飲料、アイス、酸味のあるヨーグルトなど自分の食べたいものを食べましょう。寝る前に小さいトーストやドライビスケットをつまんだりして空腹感にならない事がつわり軽減の秘訣です。
少しの時間でも横になったり、昼寝をするとつわりも軽減でき、体調が違います。
仕事をしている人でも休憩時間や昼休みを利用してアイピローなどをして目を休め、身体を休める工夫をしましょう。
ビタミンB6はつわりの症状を軽減すると言われています。豚肉、ブロッコリー、あさり、など食欲のある時に温野菜や炒め物などで摂りましょう。
つわりのある妊娠初期は、精油を加えたアロママッサージはしません。初期でも使用できるような精油を選び、ティッシュに垂らしたりする芳香浴をメインに利用しましょう。
ここでは、つわり軽減にお役立ちのアロマをご紹介しますね。
果皮から抽出したさっぱりしたシトラス系の香りで精神的なリフレッシュ効果もあり、天然の抗うつ剤と言われています。
胃もたれなどの消化を助ける働きがあり、肝臓や胆のうの強壮作用があると言われています。
アールグレイの香りづけに使用されているので有名な精油です。
フルーティーな香りはストレスや苛立った神経を鎮静し、明るい気持ちを取り戻してくれ、食欲不振や消化不良などの緩和に効果があります。
吐き気や消化不良などの消化器系の不調を和らげてくれます。レモンの香りは興奮しすぎた気持ちを静め、思考をクリアにしてくれます。働く妊婦さんなどに好まれる精油です。
主成分のメントールは透き通るような清涼感あふれる芳香は気分をリフレッシュしてくれ、胃痛、消化不良、吐き気などの消化器系の特効薬と言われています。
つわりの人でもミント系のガムを噛むことが出来るのはこの作用だと思われます。
酸味があるハイビスカス、ローズヒップ がつわりの時のむかつきを軽減することで知られています。二つともビタミンCが摂取できます。マタニティブレンドにもこのハーブが入っていますし、鉄分も補給できますのでお勧めです。レモンバームやレモングラスは妊娠初期は控えたほうがよいので、注意しましょう。
このように、つわりを軽減するためには日常生活で簡単にできることがたくさんあります。お腹の赤ちゃんのためにも、できるだけナチュラルな方法で実践したいですね。また、こんな方法でつわり軽減対策をしています!などのお声がございましたら、是非ともAMOMAにお聞かせください。お待ちいたしております。