いけばなアートフラワーR

Akanbiは、いけばな風アートフラワーアレンジメント、
「いけばなアートフラワーR」をプロデュースしました。

これは日本の伝統芸術美である“生け花”と“アートフラワー”（造花）を融合した
新感覚の技術を 「いけばなアートフラワーR」として表現したものです。

生け花は、約７００年以上前の室町時代、武士の間で書院造りの床の間の飾りとして生まれました。
江戸中後期になると、生け花は上流階級のものから広く庶民のたしなみへと変化し、
広く愛されるようになったのが現在の生け花を指しています。

庶民のたしなみになったものの、現代社会では住環境の変化により和室の床の間や玄関などに、
空間に合わせた「いけばな」を飾ることが困難になっています。
しかも、仮に生け花を楽しめたとしても、文字通り生きた花を日頃から楽しむために、
水替えや手入れを欠かさないことは決して容易ではありません。

そこで、日本古来より花を愛でるという文化から生まれ、
暮らしの中に根付いてきた「生け花」を身近に楽しんでもらいたい。
より充実したゆとりある空間創りのために、少しでも多くの人に生け花がある生活を取り入れてもらいたい。

そんな想いから「いけばなアートフラワーR」を考案しました。

２０２０年の東京オリンピックを控え、ますます日本のカルチャーが注目されています。

アニメや漫画、音楽にファッション、映画など日本から発信されるサブカルチャーは、
今や世界中の人々の心に深く根付き、深く影響を与えています。

その日本文化の影響力を牽引するのが、
日本の古くからある伝統芸能、伝統技術、伝統芸術です。
その一つであるいけばなを、アートフラワーを通して、国内外に発信できるよう目指していきます。