本物そっくりアートフラワー(造花)専門店 Akanbi(あーかんび)
メンテナンスフリーで 美しく咲き続ける上質な造花と人工植物をお届けします。

 胡蝶蘭はなぜ高いのか?

開店祝いや新築祝い・パーティーなどの定番の贈り物になっている胡蝶蘭ですが、
とても高価なものです。

 

生花店でも見かけたこと、また実際に利用されたことがあるかと思いますが
お値段は数万円から立派なものでは10万円を超えます。

 

その理由は育成にかかる手間暇。
光、水、肥料、温度、湿度、通気・・・
花の中で最も手間と時間がかかると言われています。

 

高温多湿の東南アジア原産の胡蝶蘭は、特に温度、湿度の管理が重要です。

 

日本へは苗の状態で、市場の約90%が台湾から送られてくるそうですが
種から育てると花が咲くまでにかかる期間はなんと4年!

 

先日、テレビ東京の「たけしのニッポンのミカタ」という番組で
「胡蝶蘭はなぜ高いのか?」というテーマが取り上げられていましたが、
その手間暇は本当にすごいものでした。

 

取材に協力された、さいたま市にある黒臼洋蘭園のビニールハウスでは
温度、湿度が24時間管理され、10万本の苗にかかる床暖房・温管の電気代や水道代が、月に約1千万円!

 

しかも、光熱費だけではなく、人の手がいっぱいかけられていました。

 

最初の2センチが伸びるまで40日。
高さ40センチになるまで3か月。
一つ目の花が咲くまで5か月。

 

花の重みで花茎が下を向かないように
しならせた支柱を立て茎を沿わせます。

 

そして、複数の苗をバランスよく組み合わせて 一つ一つの鉢を作るんだそうです。

 

生花の場合、1・2ヶ月咲くので、
比較的長く楽しめる花ではありますが、
2回目を咲かせるには少し知識と管理が必要です。

 

アートフラワーのクオリティも様々ですが、
中には至近距離でも生花と見分けつかないほど、精巧なものが最近増えています。

 

コストも手間もかからないので
日常的に気軽に楽しんでいただければと思います。

 

胡蝶蘭の花言葉は「幸福が飛んでくる」。
「繁栄のシンボル」と言われ、縁起の良い花として贈り物に最適です!