家に帰ってきたら、スーツはハンガーにかけて休ませること。これがまず第一です。一日着用したら、最低でも一日は休ませて下さい。

同じスーツを毎日着るのは型くずれや傷みの原因となります。また、重さで形が崩れることもありますので、ポケットの中身も出しておきます。できればすぐにクローゼットなどにしまわないで部屋の中に干しておけば、汗や水分をとることもできますし、ブラッシングなどのお手入れもしやすくなります。

ハンガーは、クリーニングから返ってきたままのワイヤーハンガーではなく、肩のように厚みがあって、肩に沿ってカーブしているジャケット用のハンガーがお勧めです。材質は木製がベター。静電気を防ぎ、防湿効果も期待できます。
注意したいのは、ハンガーにもサイズがあるということ。サイズが合わないと、肩のへたりやシワの原因になります。

パンツは、ハンガーに2つ折りで吊るす方法が一般的ですが、線が付いてしまうことがあるので、できれば専用の吊るすタイプのものを利用しましょう。
折り目を揃えて、すそを上にして専用ハンガーに吊るせば、その重みでシワをとる効果も期待できます。