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ブラッシングを極めよう

スーツは1日着ると、見た目以上にホコリや汚れがついてしまうもの。ホコリや汚れは傷みの原因となりますので、週に一度は専用のブラシでブラッシングすると効果的。スーツをキレイに、長持ちさせるコツでもあります。また、ブラッシングは生地を整え、毛玉の防止にも効果があります。ここでは、ブラッシングの基本的なポイントをご紹介します。

ブラシの選び方

洋服ブラシには様々な素材のものがあります。安価なブラシは化学繊維で出来ているものが多いですが、化繊では静電気を発生させ、むしろホコリを集めてしまうこともありますので、天然毛のものをお使い下さい。

スーツ用としては、適度なハリをもった豚毛のブラシで大きめものが使いやすく、お薦めです。

上着のブラッシング

ブラッシングを始める前に、ポケットの中の物をすべて出し、ハンガーにかけておきます。

最初に全体を軽く叩くようにホコリを浮かせてから、上から下にブラシをかけていきます。細かく擦ると織り目や繊維の中に汚れが入り込んでしまうことがありますので、ブラシは大きく払うように動かしましょう。

えりや肩

えりや肩は毛髪やフケなどで汚れやすい部分です。目立つ部分でもありますので、特に気をつけてブラッシングしましょう。

そでのつけ根は溝の部分に汚れがたまりやすいので、溝からかきだすように小刻みにブラッシングします。また、意外と汚れのたまりやすいえりの裏側も、時々裏返してのブラッシングが必要です。

ポケットまわり

ポケットからものを出し入れすると、どうしてもその付近はこすれて手あかがつき、汚れてしまいます。

ポケットの中にもホコリが溜まりがちになりますので、ポケットまわりのブラッシングには気を配るとともに、時々はポケットを裏返してホコリを取りましょう。

パンツのブラッシング

パンツには、細かい砂や土ボコリなどがついてしまいます。特に汚れがつきやすい裾まわりは、特に入念なブラッシングを行います。

また、すそがダブルになっている場合は、折り返し部分にホコリが溜まりやすいので、ぬい止め部分に気をつけてすそを伸ばし、ブラッシングしておきます。