(1)コーチン市にて
南インドの紅茶産地、ニルギリに入るには主に東海岸側から入るルートと、西海岸から入るルーツがありますが、今回は西海岸のコーチン市からスタート。
アラビア海に面し、はるか昔より世界中から商人が集まる港湾都市として栄えたコーチンは、やがてポルトガル、オランダ、イギリスの支配も受け、今日でもその面影をあちこちに見ることができます。明るい南の太陽、青い空、茂る緑、そして歴史を感じる多国籍な雰囲気。
それらが大らかな南の空気に包まれた、魅惑的な街でした。
アラビア海に面し、はるか昔より世界中から商人が集まる港湾都市として栄えたコーチンは、やがてポルトガル、オランダ、イギリスの支配も受け、今日でもその面影をあちこちに見ることができます。明るい南の太陽、青い空、茂る緑、そして歴史を感じる多国籍な雰囲気。
それらが大らかな南の空気に包まれた、魅惑的な街でした。
レストランの一角にズラリと立体的に並べられたピクルスの数々。その種類にもびっくりですが、素朴でどこか可愛いディスプレイのセンスの良さにも感心。
南の美人さんと。
鮮やかなターコイズ・ブルーとゴールドのサリーを「さらり」着こなすあたり、さすがです。
羨ましい!
ヴァスコダガマも一時埋葬されて教会にて。今日も世界各国から人々が訪れ、大航海時代に思いを馳せます。
コーチン・FishNetと呼ばれる仕掛けを使って今でも漁をします。元はこの地を訪れた中国人達から伝わったではないか、とのこと。
南インドはスパイスの宝庫でもあります。スパイス・ボード(香辛料局?)を訪れ、ご挨拶。陳列棚の数々の珍スパイスに見入る。何だ、こりゃ?
あちこち、物見遊山ばかりしている訳ではありません。取引先オフィスも訪れ、来期の仕入れ予定をしっかりディスカッション。これでバッチリ。