いらっしゃいませ。睡眠改善インストラクター・睡眠環境診断士、枕と眠りのおやすみショップ!楽天市場店の店長・タグチです。
みなさん、毛布はどんな時に使ってらっしゃいますか?
冬の時期、眠るときに掛け布団だけでは寒いという時に布団と合わせて使ったりしますよね?
でも、眠るときに限らず、お部屋で過ごしていて「ちょっと肌寒いな。」と感じた時にさらっと軽く身体に羽織える毛布などもあり、実は種類がたくさんあるんです。
ということで、ここでは皆さまの「毛布選び」のお役に立てるよう、毛布研究所のモーフー博士にもご登場いただき、「毛布の選び方」をご案内させていただきます。
毛布は肌触りが気に入ったものを選びたいけれど、どんな肌触りのものがあるのかしら?
私は寒がりだから、とにかくあったかい毛布が欲しいんだけど、どんなものを選べばいいのかしら?
みなさん、こんにちは! 私は、毛布研究所のモーフー博士です。
毛布(もうふ)は、羊毛などを厚く織って(編んで)起毛などの処理を施した製品のことで、ブランケット(英: blanket)または、略して「ケット」(ket)とも呼ばれています。
毛布は、織り方の違いや素材の違いで、様々な種類があります。
豊富な種類の毛布の中から、みなさんがそれぞれ自分に合った毛布を選ぶことが出来るよう、私と一緒に毛布について勉強していきましょう!
1.毛布をサイズで選ぶ
毛布には、たくさんのサイズがあります。
一般的に、シングルサイズの4分の1のクォーターサイズから、キングサイズまで幅広くあります。
赤ちゃん用のベビーサイズもあります。
実寸サイズは物によって違います。
クォーターサイズ(例:70×100cm)
ハーフサイズの4分の1のサイズになります。オフィスなどでひざに掛けたり、お出かけに持参するのにもちょうどいいサイズです。
ハーフサイズ(例:140×100cm)
シングルサイズの半分のサイズになります。ひざ掛けとして使ったり、お昼寝の時に身体にかけるのにもいいサイズです。
シングルサイズ(例:140×200cm)
シングルの敷き布団をお使いの方にちょうどいいサイズです。1人用です。
セミダブルサイズ(例:160×200cm)
セミダブルサイズの敷き布団をお使いの方向きです。1人または2人用です。
ダブルサイズ(例:180×200cm)
ダブルサイズの敷き布団をお使いの方向きです。2人で使われる方が多いですが、1人で使われるとゆったりと使うことが出来ます。
クイーンサイズ(例:200×230cm)
クイーンサイズの敷き布団をお使いの方向きです。2人でもゆったりと使うことが出来ます。
キングサイズ(例:230×250cm)
キングサイズの敷き布団をお使いの方向きです。一般的に一番大きなサイズです。2人で寝ても横幅が十分余るほどゆったりと使う事が出来ます。
ベビーサイズ
赤ちゃん用の毛布もあります。サイズは特に決まっておらず色々あります
2.毛布を素材で選ぶ
毛布には、たくさんの種類があります。
どんな素材でつくられているかによって、機能や感触が異なります。
自分に合う毛布を探すためには、まず毛布の素材について詳しく知ることが大切ですね!
ここでは素材の特徴についてご紹介しましょう。
アクリル毛布
良いところ
- 保温性に優れていてあたたかい。
- 肌触りはふっくらとソフト。
- 耐久性が強く、縮んだりシワになったりしにくい。
- 虫食いの心配がなく、保管がラク。
- 抗菌や防臭などの様々な効果のある毛布がつくられている。
悪いところ
- 吸湿性はあまりないため、蒸れる。
アクリル毛布は作り方の違いによって、二枚合わせのマイヤー毛布とニューマイヤー毛布(1枚もの)とに分かれます。
マイヤー毛布
- ドイツ製のカールマイヤー編み機によって作られた毛布。マイヤーは、生地の織り方で、アクリルの生地でマイヤー織のこと。
- 2枚の生地を張り合わせいて、長い立毛を持つ最高級の毛布。
- 肌触りはソフトで、暖かいのが魅力。
- 肌触りはソフトで、暖かいのが魅力。
ニューマイヤー毛布
- 編み上げた生地の両面に仕上げを施している。1枚の毛布。
- ふわふわ感があり軽いのが特徴。
- 毛抜けや毛玉になりにくく、ホコリも少ない。
- 軽いものが好みの方には向いています。
ポリエステル毛布
良いところ
- 軽くて柔らかい肌触り。
- シワになりにくく、縮みにくい。
- 耐久性が強く、縮んだりシワになったりしにくい。
- 耐熱性がある。
悪いところ
- 静電気が起きやすい。
綿毛布
良いところ
- 吸湿性に非常に優れている。
- 軽くて柔らかい肌触り。
- 通気性が良い。
- ご家庭で気軽に洗濯できるものが多いので、お取り扱いがしやすい。
悪いところ
- 保温性はあまりない。 汗を吸うと、湿気が増えてしまい保温性が落ちてしまう。
シルク毛布
良いところ
- 肌触りがとてもなめらか。
- 通気性、弾力性、吸湿性、保温性、放湿性などに優れている。
- 肌にとても優しく、ホコリも出ないのでアレルギー体質の方にも安心の素材。
純毛毛布
良いところ
- 吸湿発散性、保温性のバランスが良い。
- 汗を吸って、さらに温かくなるという特性がある。湿気がこもらず、心地よく眠ることができる。
- 暖かく、軽く、やわらかみがある。
- 汚れやホコリがつきにくいので衛生的。
- 燃えにくい。
羊毛を素材にした「ウール毛布」と、カシミヤやキャメルなどの獣毛を素材にした「獣毛毛布」に分かれます。
ウール毛布
良いところ
- 保温性と吸湿性にとても優れている。
悪いところ
- チクチクとした肌触りが苦手の人もいる。
- 天然素材の為、虫食いの心配がある。
カシミヤ毛布
- カシミヤ山羊の毛を使用している。
- 純毛毛布の最高級と言われている。
- 肌触りは柔らかく、高級感がある。
アルパカ毛布
- 南米アンデス山脈の高原地帯に住む動物の毛を使用している。
キャメル毛布
- 中央アジアの寒冷地隊に住むラクダの毛を使用している。
モヘア毛布
- アンゴラ山羊の毛を使用している。
3.毛布を使い方で選ぶ
みなさんが実際に毛布を選ぶときに、「どんな時にどうやって使おうかな?」ということを考えると、きっと自分が欲しい毛布を選びだすことが出来るのではないでしょうか?
毛布の使い方を、私が提案してみましょう!
博士が提案する使い方
- その1.標準な掛け毛布として使う
- その2.グルグルくるまって使う
- その3.ぐしゃぐしゃに丸めて使う
- その4.ひざ掛けとして使う
- その5.毛布を着て使う
- その6.毛布を敷いて使う
- その7.羽毛布団とセットで使う
毛布は、一般的な掛け毛布としての使用が最も一般的です。
特に夜間の寝具としては、体温を保ち、快適な睡眠をサポートします。
寒い季節や冷房が効いた部屋で、毛布は暖かさを提供し、睡眠の質を向上させる効果があります。
毛布をグルグルに巻いて使うことで、身体をすっぽりと包み込み、暖かさを逃がしません。
この使い方は、リビングでのくつろぎタイムや寒い朝の時間に特におすすめです。
また、くるまることで、安心感やリラックス感を得られます。
毛布をぐしゃぐしゃに丸めて使うと、柔軟性を活かしたアレンジが可能です。
例えば、枕やクッションの代わりにしたり、冷えやすい足元に集中的に使うなど、様々な形で利用できます。
軽量でコンパクトな毛布は、ひざ掛けとしての使用に最適です。デスクワークや読書時に、膝や足元に掛けることで、冷えから守り、心地よい暖かさを提供します。
また、持ち運びが簡単なため、オフィスや車内での使用にも便利です。
毛布を着て使う方法は、全身を暖かく保つことができます。
特に、着る毛布やポンチョスタイルの毛布は、動きやすく、家の中での様々な活動に適しています。
毛布は身体の上に掛けて使用するイメージを持つ方がいらっしゃる方が多いですが、掛けるだけでなく、敷くのも寒さ対策では大事です。
身体の下に敷くことで体から放出される熱を下から受け止めるので保温効果が期待できます。
冷え性や寒がりの方は特に敷き毛布を使ってみると、寒くて眠れない悩みが解消する可能性大です
毛布と羽毛布団をセットで使うことで、最適な保温層を作り出せます。
毛布は羽毛布団の上から掛けると、暖かい空気層を逃がさず、より高い保温性を実現します。
この組み合わせは、冬の寒い夜に特におすすめです。
ひとくちメモ:毛布の掛け方の順番
毛布は、ただ掛ければいいというものではなく、あわせて使う布団などによって使い方を変えることで、 より一層快適に使うことができます。
毛布のみ1枚でかける場合
そのまま掛けましょう。
羽毛布団とあわせて毛布をかける場合
毛布は羽毛布団の上からかけましょう。
ふわっと軽くあたたかい空気層をつくる羽毛布団は、上から毛布で覆うことによって、中の暖かい空気を逃がさないようになります。
羽毛布団以外の布団とあわせて毛布をかける場合
毛布は布団の中にかけましょう。
布団の中にかけることで、身体との隙間を埋めるのでしっかり暖まります。
4.毛布を機能で選ぶ
毛布の機能を知ることは、「どんな毛布が欲しいか?」と考える時に、すごく大切になりますね。
みなさんが毛布選びで重視するポイントはどこでしょう?
ぜひ考えてみてください!
博士が重視する機能
- その1.洗える毛布
- その2.発熱素材使用の毛布
- その3.通気性のいい毛布
- その4.汚れ・ホコリがつきづらい毛布
洗える毛布は、日常のお手入れが簡単で衛生的です。
特にアクリルやポリエステルなどの合成繊維製の毛布は、家庭用洗濯機での洗濯に適しており、汚れが気になる場合に簡単に清潔に保つことができます。
洗える毛布は、特にアレルギー体質の方や小さなお子様がいる家庭に最適で、定期的な洗濯によりダニやホコリを効果的に除去することができます。
発熱素材を使用した毛布は、体温を利用して追加の暖かさを提供します。
こういった毛布は特殊な繊維や加工が施されており、体から放出される熱を吸収して保温効果を高めます。
特に冬の寒い季節や冷え込む夜には、快適な睡眠をサポートし、寒さから保護してくれます。
通気性の良い毛布は、一年中使える汎用性の高い特徴があります。
空気の流れを促進し、過剰な熱や湿気を逃がすことができます。
天然素材の毛布、例えば綿やリネン製の毛布は、特に夏の暑い時期にも快適に使用することができ、肌に優しい睡眠環境を提供します。
汚れやホコリが付きにくい毛布は、メンテナンスが容易で長期間清潔に保つことができます。
特に表面加工が施された合成繊維の毛布は、汚れやホコリが付きにくい特性を持ち、頻繁な洗濯の必要が少なくなります。
これらの毛布は、アレルギー体質の方や清潔を保ちたい方に特に適しており、日常の使用においても快適さを維持します。
5.毛布を感触で選ぶ
なんと言っても、感触ですよね!
「この感触がたまらない♪」という毛布を、ぜひ見つけてください!
博士の気になる感触
- その1.肌に優しい毛布
- その2.重量感のある毛布
- その3.ふわっと軽い毛布
- その4.柔らかく高級感のある毛布
毛布の肌触りは、快適な睡眠に直接影響を与える重要な要素です。
肌に優しい毛布とは、特に敏感肌の方やアレルギーをお持ちの方にも安心して使用していただけるものです。
これらの毛布は通常、天然素材や肌に優しい加工が施された合成繊維で作られています。
例えば、オーガニックコットンやマイクロファイバーなどが良い例です。これらの素材は柔らかく、肌に対して刺激が少ないため、敏感肌の方でも快適に使用できます。
また、肌に優しい毛布は、保温性と通気性のバランスが取れていることも大切です。
暖かさを保ちつつ、蒸れにくい構造になっていると、一晩中快適に過ごすことができます。
重量感のある毛布は、その厚みと密度から優れた保温性を提供します。
これらの毛布はしっかりとした重さがあり、体を包み込むような安心感を与えます。
特にウールや厚手のフリース素材は、冷気を遮断し体温を効果的に保持するのに適しています。
重量感のある毛布は、寒い冬の夜やクーラーの効いた部屋での使用に最適で、深いリラックス感を提供します。
ふわっと軽い毛布は、その軽さと柔らかさで人気があります。
マイクロファイバーや薄手のフリースなどの素材は、軽くて肌触りが良いのが特徴です。
これらの毛布は、家でのリラックスタイムや昼寝、軽い羽織物としても活躍します。
また、持ち運びが容易なため、旅行やキャンプなどのアウトドアシーンにも適しています。
柔らかく高級感のある毛布は、肌触りと見た目の両方を重視する方に最適です。
カシミヤやシルク、高品質の綿などの素材は、非常に柔らかく肌に優しい触感を提供します。
これらの毛布は、寝室のインテリアを豪華に演出するとともに、極上の快適さを提供します。
特に、シルクなどの高級素材を使用した毛布は、保温性と通気性が優れており、快適な睡眠をサポートします。
6.毛布を色・柄で選ぶ
毛布だって、お気に入りのカラーや柄が欲しいですよね!
一般的には暖色系が好まれる傾向にあるんですが、自分の気に入ったものが一番です。
気に入った毛布で気持ちも明るく過ごしましょう。
博士も悩む色・柄
- その1.ホワイト・白系
- その2.アイボリー・生成系
- その3.ピンク系
- その4.オレンジ系
- その5.レッド・赤系
- その6.パープル・紫系
- その7.ブルー・青系
- その8.ブラウン・茶系
- その9.ブラック・黒系
- その10.柄物
毛布のお手入れ方法(お洗濯や保管について)
ここでは一般的なお手入れ方法をご紹介します。
しかし、お手入れ方法は、ものによって違いますので、必ずその取扱い表示を見て確認して下さいね!
いつまでも風合いを損ねることなく使うために、大切にお手入れしましょう。
日頃のお手入れ
基本的に風通しの良いところで、陰干しして下さい。 湿気を逃がし、常に乾いた状態でお使い下さい。
お洗濯について
まずは、ご家庭でお洗濯できるか否かを確認しましょう。
ご家庭で洗えないものは、クリーニング店などのドライクリーニングを利用しましょう。
洗濯表示のとおりに扱わないと、毛布の風合いを損ねる可能性がありますので、注意しましょう。
アクリル毛布、ポリエステル毛布、綿毛布
アクリル、ポリエステル、綿の毛布は「洗える」と表記されているものが殆どです。
「洗濯機OK」のマークがあれば、洗濯ネットに入れ洗濯機の「毛布コース」などで洗えます。
「手洗いOK」のマークがあれば、浴槽などでつけ置き・足で踏むなどして洗えます。
タンブラー乾燥は避け、風通しの良いところで干すようにして下さい。
シルク毛布、純毛毛布
物によっては、ご家庭でお洗濯できるものもありますが、基本的にクリーニング店でのドライクリーニングが必要です。
長期保管について
シーズンオフに長期保管する際には、お洗濯後、風通しの良い所で陰干しをしてしっかり乾かし、湿気の少ない場所に保管しましょう。
虫食いの心配があるものは、防虫剤を忘れずに入れましょう。
売れ筋毛布ランキング
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選ぶのが難しい方はこちらから検討してみてはいかがでしょうか。
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詳細はこちらさて、「毛布の選び方」は、いかがでしたか?
それぞれの素材の特徴をよく知り、自分が快適に使える毛布を選んでいただきたいですね。
こんなに色々な毛布があるのね!
肌触りが良さそうなシルク毛布が気になるわ♪
毛布のかけ方であたたかさも変わってくるなんてびっくり!
毛布って奥が深いのね~!
モーフー博士ありがとうございました!
みなさんはいかがでしたか?
肌触りを重視する方、お手入れ方法を重視する方、自然素材へのこだわりのある方、選ぶポイントは人それぞれですよね!
ご自分に合った毛布を選び、長く愛用できるといいですね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは是非、枕と眠りのおやすみショップ!楽天市場店でお買い物を楽しんでくださいね!