鉢の素材の選び方
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「どのような種類、素材の鉢に植えたらよいでしょうか?」
難しい問題です。店員にとっては難問です。
結局は 「お客様の好み」 や 「栽培する環境」 にもよるからです。
そこで
鉢の素材のメリット、デメリット
について、お話させていただきます。
1.【プラスチック製の鉢】
○軽い
○安いものが多い
○壊れにくい(安いものはバリバリになることも)
×見た目が安っぽいものが多い
×通気性が悪く、土が乾きにくくなる→根ぐされしやすい
×熱伝導性が高い→夏に直射日光を受けると
土中温度が高温になりやすい
×熱伝導性が高い→冬は土が凍りやすくなる
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最近はプラスチック鉢も、
手ごろでおしゃれなデザインのものが、
たくさん出てきております。
カジュアルでシンプルなものから、
シックで高級感のあるものまで。
見ているだけでも楽しいものですよ♪
(^▽^=)
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デメリットを補って、プラスチック製の鉢を楽しく利用するには、
○鉢カバーに入れましょう♪
鉢カバーに入れると、鉢と鉢カバーの間に空気があり、
熱伝導性が改善され、土の温度上昇や低温から守れます♪
なおかつ、見た目も良くなります。
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通気性の改善はできないので、『水の与えすぎに注意』しましょう。
しかしながら、鉢の通気性が悪いなら、土で工夫するのも一つの手です。
排水、通気性の良い素材を併用するなど、趣向を凝らせば道は開けます。
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2.【テラコッタや素焼き鉢】
○熱伝導性が悪いので根も快適。
○通気性が良いので根も快適。(土は乾きやすい)
×割れたり、壊れたりする
×重い
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ポピュラーで親しみやすいタイプの鉢。
シンプル・イズ・ベストな方に♪
単調に思われることもありますが、
使い方次第でグッとおしゃれになります。
( ≧▽≦)ノ
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デメリットを補って、テラコッタを楽しく利用するには、
○怪力の人に鉢の移動は頼もう♪
○怪力の人が見当たらないときは、筋トレして怪力になろう♪
○割れないように大切に扱おう♪
○割れたとしても、それが自然でアンティークな感じになると居直ろう♪
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3.【化粧鉢】
塗り鉢とか言います。
○色や形もさまざまで、おしゃれ。
×通気性が悪い(土が乾きにくい)
×重い
×値段が高いものが多い
よそ行きの服のような、スタイリッシュで目に楽しいものが色々♪ 。(^-^。)(。^-^)。
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鉢の通気性が悪いなら、土で工夫するのも一つの手です。
排水、通気性の良い素材を併用するなど、趣向を凝らせば道は開けます。
重さと値段は‥‥筋力とお財布に相談です。
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4.【木製の鉢】
鉢カバーとして利用しやすいですね。
○ナチュラルな感じでおしゃれ
○水はけがよく、通気性が良い(乾きやすい)
×そのまま土を入れると腐ってくるので壊れやすい
素朴でどこか懐かしい、そんな感じがイイカンジ★ (=^-^)b
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自然素材が好きな方はこちら。
そのまま土を入れずに、鉢カバーとしての使用をオススメします。
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5.【一風変わった鉢】
鍋とかヤカンとか、便器とか、風呂桶とか・・・。
昔洋風の古いバスタブに寄せ植えをしたらとってもおしゃれでしたが、
鍋の底に穴を開けて、ミニバラを植えたら、貧乏臭かったです。
○センス次第でとってもおしゃれ
×センス次第で貧乏臭くなる
写真は金属製のバケツなどですが、他にも使おうと思えば色々と‥‥(′▽` *)ゞ
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各々の趣向や技術が試されます。
よしやるぞ!と腕に自信のある方はレッツトライ♪
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主な鉢、素材別にはこんな感じでした。
「植木鉢の種類はいいけれど、
じゃぁどれくらいの大きさの鉢を使えばいいの?」
という方は 『 こちら→植木鉢のサイズのページ
』へどうぞ
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余談
Q 鉢で育ててはいけない植物は、ありますか?
○○は鉢植えでも大丈夫ですか?
ベランダで育てるので大きく育つと困るのですが‥
基本的に
どんな植物も鉢植えで栽培が可能です
大きく育つ柿やサクランボでも
鉢植えで栽培可能です
鉢植えでは根が制限されるため
大きく育つ樹種でも
鉢の大きさに見合った大きさにしか成長ができません
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ただ、
大きく育つ樹種でも
小さくコンパクトに育つ植物でも――
適度に剪定をしてやることと、
定期的に植え替えをして用土を良くしてやる
必要があります。
もともと小さくコンパクトに育つ植木や植物でも、
適度に剪定をして、肥料を与え、
定期的に植え替えをしてやる必要がありますので、
高木でも低木でも、行うことは結構同じです。
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鉢の大きさ
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スクロール、もしくはクリックで疑問解決! ヽ(^▽^)ノ
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Q.1
「どれくらいの大きさの鉢に植えたらよいでしょうか?」 |
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A.1
「苗木の大きさに見合った鉢に植えてあげてください」
(例としては『購入ポットサイズより “ワンサイズ” 大きな鉢』など)
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さて、
『買った苗を鉢に植える場合、どれくらいの大きさのものに植えようか?』
という悩みが出てくると思いますが、
鉢植えの場合は、まず
「苗木の大きさを見て、
それに見合った大きさの鉢を選ぶ」事になります。
ポットの苗を鉢に植え替える時も、根巻きの苗を鉢に植える時も、それは同じです。
木のサイズと鉢のバランスが良いほうが、見た目にも、作業的にも、
なにより木にも良いのですよ!
【もし、大きすぎる鉢に植えたら?】
たとえば、4号ポットの果樹の苗木を
木が大きくなることを見越して植え替えしなくても良いように、
はじめから直径50cmくらいの大きすぎる鉢に植え付けしたりすると、
植物は育てにくくなります。
大きすぎる鉢に植えると、
植物が欲しがるよりも多くの水を土が常に保水することになり、土はあまり乾かず、
根ぐされしやすくなります。
また、根は水を求めて伸びますので、
常に湿っている土では、根は水を求めて伸びる必要がなく、
根があまり育ちにくくなります。
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やむをえず、はじめから大きな鉢で育てる場合、
水やりを工夫し、水やりの頻度を少なくし、
根ぐされにならないようにします。
【鉢植えで育てていると‥‥】
水は土の表土にたっぷりと与えます。
土の表土に水を与えることで、土中の不純物を鉢の外に押し流します。
しかし、有機質を分解してくれる土中の有用バクテリアなどが、
水と一緒に鉢の外に流れ出ることになりますので、
しだいに鉢の土がやせていくことになります。
そうやって、鉢の土は次第にやせていきますので、
植え付けして2〜3年で『植え替え』という作業を行います。
大きな鉢でも同じですよ〜!(^-^ ;)
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どうしてもよく分からない!見分けるポイントは無いの?と言うお方は、
購入した苗木の入ったポットよりも『ワンサイズ大きい』鉢
を使うとよいです。
4号ならば5号、5号なら6号〜‥ですよ。
‥‥まぁ、気張りすぎず気軽に、
『苗木の大きさを見て、それに見合った大きさの鉢を選んで』ください♪
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Q.2
「どのような種類の鉢に植えたらよいでしょうか?」 |
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A.2
「お客様のお好みで、お好きな鉢をお使いください」
(苗の雰囲気や、根の伸びていく形状にあわせるのも手です)
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鉢には平たいのや長いの、色々な形があり、
素焼き、陶器、化粧鉢‥‥材質も様々――
【鉢の形状】は、直径と高さが同じような、
ノーマルタイプのものならば割と万能に植え付けが出来ます。
‥‥しかし、それではあまりご参考にならないかと思いますので、
もう少し切り分けて分類しますと、
例えば
カキ、コニファーなど、下にずんずん根が伸びるような植物は、
『少し縦に長い』鉢に。
ツツジ科の植物のように、根が浅く広がるような植物は、
『やや平べったい形状』の鉢に植えてやるとよいです。
根っこの張り方に合った形の鉢を選ぶ、も手段の一つ!
続きまして
【鉢の材質】につきましては、『こちら → 鉢の材質のページ』にて、
特性などをより詳しく記載させていただいております。
こちらもまたご参考にどうぞ。
服や靴をあわせるように、
苗木を植えてあげたい鉢を選んであげてください。
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◆ 鉢の土を部分的に入れ替える方法 ◆
〜大きな鉢の土を変えよう〜
植え替えの理由
1.鉢の中で根づまりを起こすから
2.土中の有用バクテリアなどが、
水と一緒に鉢外に流れ出て、土がやせるから
「大きな鉢を買ったので、ど〜しても、植えてやる!!(`□′)くわっ!」
「ぇ?!もう大きい鉢に植えちゃったよ!Σ( ̄◇ ̄;)」
といったご事情の場合。
やはり、3年に1度は植え替えを行っていただきたいのですが、
大鉢の植え替えは重量的に困難な場合があります。
鉢の土を上から見て、6等分し、
こういう風に分けて、植えつけて3年目は「A」の部分を掘り上げ、
土を新しくします。
4年目はBの部分を土を新しくします。
そうやって、毎年土を新しくしていきます。
皆様も鉢植えにした植物を
再び違う鉢に植えなおす仕事ができてしまいましたら、
誠に、申し訳ございません。
何事も、バランスです。
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余談
【号数ってどう見るの?】
『〜号鉢』とホームページ上で書いてあるものの、
「それってどれくらいの大きさ?」と思われる方もいると思います。
1号=直径が約3cmですので
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‥‥‥
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4号鉢
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5号鉢
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直径12cmほど
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直径15cmほど
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6号鉢
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8号鉢
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10号鉢
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12号鉢
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直径18cmほど
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直径24cmほど
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直径30cmほど
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直径36cmほど
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‥‥と、いった具合になっていきます。
商品が植わっている鉢の大きさが、これでよりよく分かると思います(^-^=)
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