遠赤青汁の取り組み
地域再生事業
遠赤青汁ではケールの有機圃場の開墾を近隣の放置農園を借り受けて行っています。
愛媛県西条市丹原地区は、野菜や果物の栽培が盛んな地域ですが、近年農業従事者の高齢化が進み、放置され荒廃していく農地が目立つようになってきました。
「このままではいけない。荒廃した農地を生き返らせ、元気な地域づくりを」この想いから地域再生への取り組みは始まりました。畑づくり、土づくりから始め、徹底した有機栽培を目指して・・・!
放置され、草や木が生い茂った土地を開墾し、有機の農場へ再生しています。
農地に生い茂った木や草、蔓などをユンボを使って取り除くことから農地開墾がはじまります。背の高さよりも高い木を倒して行くと、だんだん景色が開けてきます。ジャングル化した農場に、日が差すようになりました。
丹原地区は扇状地です。川だったところなので、大きな石がゴロゴロ。水はけはいいのですが、農地には向きません。根気よく石を拾い集め、さらに土を耕していきます。
次は有機堆肥を入れていきます。堆肥は牛糞・おがくず・豆ガラ・もみガラ・わらなどを材料として使います。さらにえひめA-1菌で発酵させ、完熟した肥料にします。
堆肥を入れては耕し、何度も繰り返していくうちに圃場の土もいきいきとしてきます。生まれ変わった農地は有機圃場としてJAS認定を取得しています。(写真)
大学との共同研究
遠赤青汁は、原料のケールや遠赤青汁V1に関して、人体への影響・科学的根拠を中心に共同研究をすすめています。
- 2002年
- 第32回日本神経薬理学会
- 2007年
- 日本農芸化学会中止国・西日本支部合同大会
静岡大学との共同研究・学会発表履歴
- 2004年
- 第52回日本生理人類学会
- 2006年
- 第8回国際生理人類学会議
- 第13回日本未病システム学会学術総会
- 2007年
- 第6回静岡大学インターアカデミア
- 第14回日本未病システム学会学術総会
- 第37回日本臨床神経生理学会学術大会
農商工連携とIT経営実践
遠赤青汁は、自社農園で栽培したケールを、自社工場で加工し、テレビショッピング等の通信販売会社への卸販売 や全国の百貨店、電話・インターネットによる直接販売を行っている、いわゆる農商工一貫会社です。近年、食品の安全に対する問題が多く発生し、弊社もメーカーとしての意識向上に努めております。
その一環として、お客様の安全・安心志向の高まりに応えるためにも、生産工程のデータベース化、トレーサビリティの充実、研究、エビデンス作成等、自社製品づくりに関する科学的根拠や実績を蓄積・公開できる仕組みを構築し、これらの課題に取り組む社内の体制作りに努めています。
こうしたIT経営整備が認められ、2006年度経済産業省「IT経営百選」最優秀賞を受賞し、続く2008年、2009年と2年連続で経済産業省「中小企業IT経営力大賞」IT経営実践認定企業に選ばれました。(2年連続は四国初)
また、東温市の特産品にも選ばれています。
IT経営力大賞IT経営実践認定企業も連続4回。
特徴的なIT経営を実践する中小企業が選ばれる優秀賞に2011年も遠赤青汁株式会社が選ばれました。「全国商工会連合会会長賞」は先進性・独創性のあるIT活用の取り組み、小規模企業で特徴的なIT経営を実践している企業に贈られる賞です。
遠赤青汁のルーツ~亡き父・桜への想い~
弊社社長高岡の亡父・正明は陽光桜の開発者として知られています。
体調を崩した際、乾布摩擦と玄米食、そして青汁で健康を取り戻したのがきっかけで、93歳という長寿をまっとうしました。
自然塩存続運動を契機に「伯方の塩」を世に出したのが60歳の時。以後、伯方塩業初代社長として30年間社長・会長を歴任しました。自分の健康は自分で守り、自然環境を守り、循環型社会を目指すその姿勢こそ、遠赤青汁のルーツです。
平和への祈りを込めた陽光桜は、正明の意思を継いで息子・照海によって現在も国内だけでなく世界各地へ寄付活動が続けられ、花を咲かせています。
(アメリカ・チュニジア・リトアニア・トルコ・トルコ・ベトナム他)