ネットタイプは、裏面のベース全体がネット状になっているもので、部分ウィッグのもっとも基本的なタイプです。
1. ブラッシング.brushing
ハイパックのブラッシング
なでつけず、ふんわり空気を含ませるようにブラシを入れます。
ボリュームが出にくい場合は毛流れと逆向きに軽くブラッシングしてから、流れにもどしてとかします。
ウイッグオイルを使うとクシの通りが良くなり、静電気の発生を防ぎます。
ブラッシングは目の粗いカネブラシで。
自髪のブラッシング
着ける場所をイメージしながらブラシで髪を整えます。
前髪は、最後にハイパックの髪となじませるため、軽く下ろして おきます。
2.ハイパックの装着.wearing hipac
ストッパーを全て開く
ストッパーの両端を持ち、中央部を両人差し指で軽く手前に押せばクシ部分が開きます。
装着場所を確認してセット
ハイパックは生え際から1〜3cm程度後ろにセットするのが基本です。(ご自身の生え際と前髪を生かすため)
ストッパーを留める
まず前のストッパーを留め、裏面のネットがたるまないよう やや張り気味にして、後ろのストッパーを留めます。
自髪の根元に近い部分で留める。
はさむ髪の量を多めに。少ないと不安定になります。
穴あきタイプで自毛を出される場合
先に前のストッパーだけを留め、片手でハイパックを押さえながらコーム(くし)の先ですくい出すように少しずつ穴から自髪を引き出します。
タテ穴タイプ(SF-T701S)は、ブラシを回転させるようにして自髪を立たせながら引出します。
3.自髪となじませる.to blend
ハイパックが動かないように軽く指で押さえながらブラシを入れます。
押さえつけず、ふんわりと髪の中に空気を入れるように仕上げるのがポイント。
穴あきタイプで自毛を出される場合/ if you own hair out
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前髪をすべて下ろしてブラッシングしながら自髪とよくなじませます。
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ブラシですくうようにしながら前髪を上げて自髪となじませす。
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最後に全体をブラッシングしてスタイルを整えます。
4.スタイリング.styling
仕上げは手グシでスタイル調整を。
前髪などは少しずつ指でつまみながら毛束感を出していくと自然に仕上がります。