春の足音 節分の恵方巻き
二〇二四年の恵方は「東北東」ということだそうです。何故なのか私もあまりくわしくは知らぬまま、なんとなく節分の日は「巻きずし」を食べる習慣でした。恵方に向って丸かじりをするのは私は好きではないので、美味しく作った巻きずしをいただきます。
白味噌のお汁、お豆腐と芹が入っています。この季節のやわらかな菊菜と白菜、原木焼しいたけの味噌ごま和えを添えてみました。少しだけ春の足音が聞こえるでしょうか?
巻きずしは奥田志郎作の黒生木鉢に、取り皿は吉井史郎作の三島5寸皿、ビードロ釉の貝の合わさった形の鉢は有松進作、奥田志郎作の赤い蓋の椀は、蓋付ながらお気軽に使っていただける椀かと思います。
工芸店ようび 店主 真木
朱蓋中椀
黒の身に朱の蓋をあわせました。
奥田志郎
49,500円
黒生木鉢
この鉢はよく見ると少しゆがんでいます。そのことが、大きな鉢に豊かな表情を与えています。
奥田志郎
66,000円
灰釉ビードロ貝5寸鉢
貝の形の深さのある鉢です。お漬物やお総菜をたっぷり盛りつけてください。
有松進
9,350円
三島5寸皿No.2
細かな三島の文様が、小さなお皿に丁寧に刻まれています。とても贅沢な仕事です。
吉井史郎
4,290円
染付花文しのぎ湯呑
胴にしのぎが入り、触った感じがごつっとした湯呑みです。
九谷美陶園
7,700円
朱段付小茶托
小ぶりな汲出にちょうどいい大きさです。
奥田志郎
9,900円