雅造馬上杯・福森雅武

形の美しさ

 豪快にお酒を召し上がる福森さん。炉端でこの大杯を上げられるのかしらと思いつつ、形の美しさを盛り器にしてみました。

 剣先烏賊の糸づくりを敷き、うにと生姜をからめて召し上がれ。盃は須田菁華さんの朱盃、中に貴の字が見えます。

 焼締徳利も福森さんのもの、大好きな彼にしか出来ない微妙な形をしています。とてもいい形です。口にほつれがありましたので、形を重視して金継をしましたら、余計に美しく華やかなものになりました。

 八角の黒の盆が全体を締めくくっています。

工芸店ようび 店主 真木
伊賀焼:雅造馬上杯・3・福森雅武・土楽:和食器の愉しみ工芸店ようび
雅造徳利・焼〆・福森雅武・土楽:和食器の愉しみ工芸店ようび
赤絵漢字ぐい呑・古川章蔵:和食器の愉しみ工芸店ようび