漆器・黒目はじき宗寛盆7寸・守田漆器:お蕎麦の道具

お蕎麦の道具

関西で生まれ、江戸時代、江戸で開花したお蕎麦文化。

その頃のお蕎麦の道具は、使い捨てのような雑器ではなく、丁寧に作られ「用途の美」をそなえたものでした。

たとえば、「そば猪口は、お蕎麦一枚の24倍のお金を掛ける・・・。」

こういった贅沢な話も残っています。おなかを満たすだけでなく、お蕎麦を心ゆくまで愉しんでいたようです。

そば猪口は、この時代に、口径、高さの比、口造りなど完成された形となり、現在のそば猪口も、当時からほとんど変わりがありません。

そば猪口は、その名の通りお蕎麦の道具としてその名があるのですが、完成された使いやすさは、湯のみや小鉢としてもその魅力を発揮してくれます。

重なりも良く、収納する場所にも困りません。とっても頼もしいうつわと言えますね。

漆器・輪島塗:切手盆・大・黒・奥田志郎

捻編盛籠7寸・宮崎珠太郎

せいろ・中川清司

丸すだれ6寸・中川木工芸

青磁:青瓷くし目8寸皿・海老ヶ瀬保

染付吹墨7.5寸皿・阪東晃司

長角小皿・植山昌昭

十草そば湯入れ・有松進

漆器:サハリ椀・奥田志郎

漆器・山中漆器:欅千筋めん鉢・守田漆器

そば猪口