壁紙施工の前の下地別の処理方法を知っておこう! 壁紙クロスの下地処理・パテ処理
「このまま貼っても大丈夫?」「古い壁紙を剥がしすぎて凹凸ができちゃった…」壁紙を貼るときのこんな悩み・疑問ありますよね。そんな方のために下地別の処理のポイントやパテ処理方法をレクチャーします!ぜひ参考にしてくださいね。
壁紙を貼る下地別の処理方法
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コンクリート
へこみがある場合はパテ処理をします。へこみの無い状態でしたらそのまま壁紙を貼れますが、シーラー処理をすればより壁紙の定着がUPします。
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ベニヤ板
表面に木のささくれなどがあれば、サンドペーパーで平らにします。穴やへこみなどがあればパテ処理をします。その後にシーラー処理をすればより壁紙の定着がUPします。
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ふすま
水を吸うふすま紙であれば施工ができます。撥水性のふすま紙の場合はふすま紙をめくれば施工可能です。
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ペンキ
シーラー処理をすれば施工可能です。へこみなどがある場合は、その後にパテ処理をします。
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プリント合板
下地処理(プラゾールSSを原液または約10%の水で希釈したものを全体に塗布)をすれば、壁紙を貼ることができます。
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砂壁
シーラー処理後、表面を平らにするためパテ処理をします。
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綿壁
表面の綿や繊維を除去後にシーラー処理とパテ処理をします。
シーラー・パテって
なんだろう?
シーラー
下地のアクを防ぎ、壁紙などの定着をよくするものです。砂壁や綿壁のボロボロと落ちる下地には、シーラーを塗ることにより下地を固める効果もあります。
オールマイティーに使えるものや、対応下地が限られるものもありますので、購入の際は注意が必要です。
パテ
下地にへこみや穴がある場合、そのまま壁紙を貼ってしまうと、壁紙を貼った後の仕上がりに影響してしまいます。
オールマイティーなものから、下地を選ぶものもありますので、購入の際は注意が必要です。
壁紙を貼る前のパテ処理方法
壁紙を剥がしすぎた場合
古い壁紙を剥がす際に剥がしすぎてしまった凹凸箇所へパテ処理をおこなっていきます!
へこみのある箇所にパテをのせます。
パテベラでなぞります。
ヘラの先で盛りあがったパテを一気に削ぐようにするのがコツ!
乾かしてパテ処理完了!
下地に穴がある場合
ネジを外した後や、物をぶつけて穴が空いてしまった場所のパテ処理を行っていきます。
下地のめくれやささくれを金属ヘラやサンダーなどで落しておきます。
穴のある箇所にパテをのせます。
パテベラでなぞります。
ヘラの先で盛りあがったパテを一気に削ぐようにするのがコツ!
乾かしてパテ処理完了!
きれいに仕上げるポイント
パテに厚みのある箇所ができてしまったり、他の箇所に付いてしまったパテが乾いてしまった場合はサンダーや紙やすりで厚みの出た箇所を削り、平らにします。