よくわかる!!下地材料選び「壁紙編」

下地材料選び 壁紙編

下地材料選び 壁紙編

ちょっとした補修に最適な練り済みパテから、土壁に壁紙を貼る場合の下地処理用材料まで、状況に応じたパテ・シーラーをわかりやすく解説。DIYでも迷わない!下地処理が気になったらこのページをチェック。

下地処理の必要な場合とは?
生のり付き壁紙は、新しい石膏ボードの上または壁紙をめくった後の石膏ボード下地に貼ることを想定しています。下地となる石膏ボードに、凹凸がある場合は、補修用のパテで平滑にします。また、プリント合板や土壁などにも壁紙を貼る場合には、下地にあったプライマーを使い、下地処理を行った後に壁紙を貼ります。
下地処理の必要な場合とは?

ちょっとした補修に最適

  • ホシュパテ 500g/施工面積約3平米

    ホシュパテ 500g/施工面積約3平米税込1,204円

  • ジョイントコーク・A 500g

    ジョイントコーク・A  500g税込625円

広い面積の下地処理の方法下地処理に合わせた材料選び

石膏ボード

下地(木造・間仕切り壁)の場合

石膏ボード同士の繋ぎ目のV字溝や段差のパテ処理、めくった壁紙の薄い紙がある部分とない部分の段差、石膏ボードの表面がとれてしまったところなどは下塗り用パテで下地処理を行います。

  • STEP1
    パテ処理・下塗り
    パテ処理・下塗り
    商品名硬化時間施工平米数
    アタッチ 60 60 約75m²/袋(3.7kg)
    アタッチ 120 120 約75m²/袋(3.7kg)
  • STEP1
    パテ処理・仕上げ
    パテ処理・仕上げ
    商品名硬化時間施工平米数
    レベロン 60 60 約75m²/袋(3.7kg)
    レベロン 120 120 約75m²/袋(3.7kg)
防カビ対策
防カビ処理・下地塗布型防カビ剤マンションの躯体部分の石膏ボード面やカビが気になる部分については、防カビ処理を行うことで、カビによるクロスの黒ずみを抑えることができます。壁紙を貼る前に、防カビ材であるマスティーS・8をローラーで塗布します。
商品名施工平米数
マスティーS・8 18L 約180m²/18L
マスティーS・8 4L 約40m²/4L
マスティーS・8 2L 約20m²/2L
STEP3
壁紙クロス貼り

カビが発生している壁紙

下地(石膏ボード)の場合

防カビ処理の前に
下地に発生しているカビを取り除きましょう。

  • STEP1
    防カビ処理

    防カビ対策下地塗布型防カビ剤

    商品名施工平米数
    マスティーS・8 18L 約180m²/18L
    マスティーS・8 4L 約40m²/4L
    マスティーS・8 2L 約20m²/2L

    防カビ処理を行うことで、カビによるクロスの黒ずみを抑えることができます。壁紙を貼る前に、防カビ材であるマスティーS・8をローラーで塗布します。

  • STEP2
    壁紙クロス貼り

    防カビ対策壁紙クロス用糊

    商品名施工平米数
    アミノールUP 18kg 約180m²/18kg

ベニヤ

下地(アク止めを行う)の場合

モルタル下地コンクリート打放し面

  • STEP1
    シーラー処理

    防カビ対策下地塗布型防カビ剤

    商品名施工平米数
    シーアップ 4kg 約120m²/4kg(3倍希釈)

    モルタル下地・コンクリート面は、湿っぽくないか確認して下さい。湿っぽい場合は、十分に乾燥させてください。下地のシーラー処理は、シーアップを使います。シーアップ4kgを3倍で希釈し、ローラーで均一に塗布します。モルタル面が粉っぽい場合は、シーアップ原液を下地全面に均一に塗布します。

  • STEP2
    パテ処理

    商品名硬化時間施工平米数
    レベロン 60 60 約75m²/袋(3.7kg)
    レベロン 120 120 約75m²/袋(3.7kg)

    仕上げ用パテを使い下地をなめらかにします。

  • STEP3
    壁紙クロス貼り

    壁紙クロス用糊

    商品名施工平米数
    ルーアマイルド 18kg 180m²/18kg
    ルーアマイルド 2kg 20m²/2kg
    ルーアマイルド 350g 3.5m²/350g

じゅらく壁・土壁

じゅらく壁の強度が弱く、簡単に剥離する場合は、じゅらく壁を落として施工してください。
シールパテで下地全面をパテ処理し、下地を滑らかにします。2回塗りを行います。
じゅらく壁が重ね塗りなどしてある場合や下地が弱い場合は、パテ処理の前にシーアップ原液を塗布(※1)し、乾燥後にパテ処理を行ってください。

繊維壁(綿壁)

繊維壁は掻き落とした後にシーラーを塗布し壁紙を貼ります。コンパネなどで繊維壁の上に下地を作る方法もありますので状況に応じて変更をお願いします。

  • STEP1
    掻き落とし

    剥がし剤

    商品名施工平米数
    カベエース A 4kg 約400m²/4kg(20倍希釈)

    商品名施工平米数
    カベエース B 40g 約20m²/40g(100倍希釈)

    カベエースA(200g)を水(4〜5L)に入れ、撹拌し、次にカベエースB(40g)を少しずつ加えて撹拌した液を刷毛またはローラーで全面に塗布し30〜60分間放置する。下地を傷めないようにしながら、地ベラなどで繊維壁を掻き落とし、残りカスは、固く絞った雑巾にて拭き取ります。

  • STEP2
    シーラー処理

    防カビ対策下地塗布型防カビ剤

    商品名施工平米数
    シーアップ 4kg 約120m²/4kg(3倍希釈)

    シーアップ4kgを同量の水(4L)で希釈し、刷毛、ローラーで全面に塗布します。

  • STEP3
    パテ処理

    商品名施工平米数
    シールパテ(水性)18kg 約27m²/18kg(2回塗り)
    シールパテ(水性)4kg 約6m²/4kg(2回塗り)

    シールパテで、ヒビやヘコみなどのパテ処理を行います。

  • STEP3
    壁紙クロス貼り

    壁紙クロス用糊

    商品名施工平米数
    ルーアマイルド 18kg 180m²/18kg
    ルーアマイルド 2kg 20m²/2kg
    ルーアマイルド 350g 3.5m²/350g