Vブレーキから異音がするときの点検と調整方法を紹介します。
ブレーキシューの溝に砂利などがはさまっていたり、刺さっていないかチェックします。ブレーキシューの磨耗状態もチェックします。
リムが泥や砂や油などで汚れていないか、キズなどがないかチェックします。
ブレーキが片効きしていないかチェックします。
上記の三つの点検で異常がなかったときは、ブレーキシューのセットを見直します。
ブレーキシューの角度をトーイン(八の字)にセットします。(1mmくらい)
台紙やプレートをシューの後ろ側に、はさみながらセットします。
こうすることで、リムとブレーキシューの角度を少し変えることができます。
トーインにセットしても音がなる場合は、トーアウトにセットします。(左右のブレーキシューとも同じようにセットします。)
フロントブレーキでよくこのセット方法を使うことがあります。
トーインが基本のセットですが音がする場合は、リムに対していろいろ角度を変えて音が消える位置をさがします。
この他にヘッドパーツのゆるみや車輪のスポークの張りの原因で音が発生する事があります。
音鳴りの少ないシマノのブレーキシューに交換すると簡単に解消してしまうこともあります。