まだ美味しさを知らない? ワニ肉を美味しく食べるためのレシピ
ワニ肉のポテンシャルを知れば、あなたもワニ肉が食べたくなる
日本ではあまり売られていないので食べたことがない人も多いと思いますが、ワニ肉は低脂肪・高たんぱく・低カロリーと3拍子そろった高級食材として世界的に知られています。 それだけでなく、実は生活習慣病を予防するオメガ3系脂肪酸をはじめ、美肌効果が期待できる上質なコラーゲン、免疫機能を高めるビタミンB6、貧血予防や疲労回復効果が期待されるビタミンB12などを豊富に含み、健康志向の人やアスリートの間でも人気が高まっている理想的なお肉なのです。その上、「クセがなく美味しい!」となれば、食べなければ損というもの。 ワニ肉は少し透明感がある鶏肉のような見た目で、臭みはまったくありません。食感は鶏肉に似ており、初めて食べると「ジューシーな鶏胸肉」、「脂がのった鶏ササミ」といった感想を持つ人が多いようです。 日本でも近年、流行に敏感な若者を中心にワニ肉の美味しさが周知されつつあり、仲間と一緒にワニ肉でバーベキューを楽しんだり、ワニ肉で色んな調理法を試したりする人が増えています。味がとても淡泊なので、和・洋・中とどんなジャンルの料理に使っても美味しいのもうれしいところ。
ワニ肉の美味しいレシピ その1---「ワニ肉のステーキ」
ワニ肉を手軽にいただくなら、シンプルに焼き上げたステーキがおすすめ。まずはワニ肉ならではの食感と淡泊な味わいをダイレクトに味わって!
<材料>1人分
- ワニ肉 ヒレ ...... 100〜150g
- ミートガイの「ステーキスパイス」(または塩・コショウ) ...... 適量
- オリーブオイル ...... 適量
<作り方>
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ワニ肉は冷蔵庫で一晩かけてしっかりと解凍する。 ※お肉の詳しい解凍方法はこちら。
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キッチンペーパー等で表面の水分を拭き取り、オリーブオイルとステーキスパイス(または塩・コショウ)を揉みこむ。
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弱火~中火で温めたフライパンに下味をつけたワニ肉を入れ、釜をして約5分加熱する。
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焼き目が付いたら裏返して裏面にも焼き目を付け、中までよく火を通す(中心部の温度は73度くらいが最適)。
ワニ肉の美味しいレシピその 2---「ワニ肉の唐揚げ」
<材料>(3〜4人分)
- 小麦粉 …… 80g
- コーンスターチ …… 25g
- 塩 …… 大さじ1
- ベーキングパウダー …… 小さじ1
- 黒ビール …… 100cc
- 卵 …… 1個
- ワニ肉 ヒレ …… 350g
- 塩・コショウ …… 少々
- 揚げ油 …… 適量
- カットレモン、タルタルソース …… 適量
- 付け合わせ
- タルタルソース、レモン汁、ビネガー …… 適量
- フライドポテト …… 適量
<作り方>
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小麦粉、コーンスターチ、塩、ベーキングパウダーをボールでよく混ぜ合わせる。
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1とは別のボールに黒ビールと卵を入れ、良くかき混ぜる。
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2を1に加えてダマが出来なくなる程度に混ぜ合わせ、ころもを作る。
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ワニ肉を適当な大きさに切ってキッチンペーパーで水分を拭き取り、全体に軽く塩・コショウを振ってからころもにくぐらせる。
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低温(170℃くらい)の油で揚げ始め、油の温度が高くなって表面がカリッとなれば出来上がり。
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皿に盛り付けたら、お好みでタルタルソース、レモン汁、ビネガーなどをかけて召し上がれ。付け合わせには、フライドポテト(クシ形に切ったジャガイモを素揚げにしたもの)がぴったり。
いかがでしたか? 今回ご紹介したワニ肉レシピは、どちらも1度食べればリピート間違いなしの定番メニューです。成長期の子供も健康志向の大人も、栄養豊富なワニ肉をたっぷりと美味しく食べてくださいね。