繊維メーカーが断熱力を謳っているブランド糸は使用しておらず、「断熱レース」としては糸の量も少な目なのですが、
生地の組織の中に、太い糸を挿入することで隙間を埋めてみました。

結果としては、組織の目が詰まっているので、生地に対する断熱試験データを見ても、
なかなかの断熱力がある結果が出ています。冷暖房効果のアップが期待できます。

通常の「断熱レース」は糸の量が多いので、ボリュームが出ますが、このレースは糸を増やさない方針で
作られているので、厚ぼったくなく、断熱レースの生地としては軽めの仕上がりです。

↓生地の色は真っ白です(白く染めています)。



紫外線カット率は、92.2%です。生地の組織の目が、詰まったものに仕上げられていることと、
光を反射させるミラー効果で、高いUVカット率を実現しました。




生地組織の隙間を埋めているので、昼でも、夜電気をつけても、外から見えにくくなっています。
通常のレースカーテンよりも、外からの視線を防ぐ効果があります。
※ただし、お部屋の中からも外の景色が見えにくくなる場合がございますので、目的や環境に合わせてご検討下さい。

↓生地の裏側




〜〜 試験結果データ 〜〜


【夏】お部屋の気温上昇を抑える断熱試験
赤外ランプ法 60℃での断熱性試験

試験槽の中にあるブラックパネルに向けて、
赤外線を60分間照射します。

ブラックパネルと試験槽内の温度を測り、上昇率を調べます。

赤外ランプとブラックパネルの間に、試験対象の生地を挟み、
赤外線を60分間照射し、同様に温度を測り、
上昇率を調べます。

※ブラックパネルのデータは、黒いパネルに直射日光が
当たった場合に近い状況のデータとなります。

こちらの生地の場合、ブラックパネルの
60分後の温度差は11.0℃となり、
29.6%の断熱効果率となります。


【冬】の気温下降を抑える保温性試験
冷気法での保温性試験

試験装置の中をガラス板で区切り、片方を冷却室、
もう片方を試験室とします。

冷却室を60分間冷却し、試験室の温度がどれくらい下降
するかを調べます(空試験)。

ガラス板の付近に試験対象の生地を設置し、
同様に冷却室を冷やして、試験室の温度がどれくらい
下降するかを調べます。

こちらの生地の場合、試験室内では
生地を設置しない場合とした場合では、
下がった温度が3.1℃の差となり、
保温効果率は22.1%となります。