竹の用語辞典 ま行
前金【まえがね】
下駄の鼻緒をすげた時に、前ツボの部分を隠すための金具。
参考竹製品:
竹皮男下駄
磨き包丁【みがきぼうちょう】
竹細工の磨く工程で、表皮部分を薄くそぎ落としていく時に使う刃物。湾曲した形をしている。
水指【みずさし】
茶道具の一つ。茶碗をすすぐ時や、釜に水を足すときに使う水を入れておく道具。
水取りかご【みずとりかご】
ぬか床から水分を取り出す時に使うかご。ぬか床に水取りかごを沈め、かごに染み出てきた水分を布などで取り除く。おいしい漬物が出来る。
虫巻き【むしまき】
籠の縁や手の部分に装飾としてよく使われる籐の巻き方。
無双編み【むそうあみ】
側面を二重に編んでいく編み方。
参考:技の熟練をヒシヒシと感じる竹籠
六ツ目編み【むつめあみ】
竹工芸の中では基本の編み方。応用が利きやすい。編み上がりの模様が六角形になっている。
参考竹製品:
虎竹六ツ目弁当箱
むら染め【むらぞめ】
生地を染めた時に色の濃淡ができ、むらが出来たように染めた生地のこと。
参考竹製品:
伝統と匠の飯籠(網代蓋)